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食事

2018.05.21

沖縄の焼き物と窯焼きピザを楽しもう!読谷村の「やちむん&カフェ 群青」

読谷村座喜味で30年以上壺屋焼を作り続ける「陶眞窯(とうしんがま)」。その隣に「やちむん&カフェ群青」はあります。

元々は那覇のやちむん通りでギャラリーとして営んでいたこのお店、2016年5月の移転を機にやちむんの展示販売と一緒にカフェを始めたと言います。

「陶眞窯」の隣にある「やちむん&カフェ群青」。陶芸体験とセットにすると、ランチがさらにお得になります。

店内には店主の相馬さんのお父様が作った色鮮やかなやちむんが並んでいます。一つ一つ手にとって、お気に入りのものを見つけてみて。

やちむんで作った「壺スピーカー」が、温かな音色を奏でます。「やちむんを使って、もっと面白いものを作りたい。」と相馬さんは語ってくれました。

そして、このカフェの名物はなんといってもサクサクでモチモチの絶品窯焼きピザ。「小さい頃に食べたナポリピッツァに感動したのがきっかけです。」と店主の相馬さん。

4〜5種類の旬の沖縄県産野菜を使った「窯焼き!島野菜ピザ1,150円(税別)」。じっくり焼きあげることで、新鮮な野菜のうまみがギュッと濃縮されます。濃厚なモッツアレラチーズとパルメザンチーズの、とろ〜りとした食感がたまりません。

店主オススメの「バターチキンカレー&ガーリックチーズピザ1,250円(税別)」。カリカリチーズピザをピリ辛のバターチキンカレーにつけてパクリ。チーズのコクと一緒に、スパイスの香りがふわりと口の中に広がります。

店主の相馬さんがホテルレストランに勤めていた時に出会ったシェフの方に後押しされ、本場イタリアへピザの勉強をしに行ったと言います。

3〜4日生地を寝かせることで生まれる食感と、イタリア産チーズと県産野菜が織りなすうまみ。温もりあふれるやちむんを隠し味に、ここでしか味わえない特別なオリジナルピザが焼きあがりました。

相馬さんとお父様が一緒に作った「手作りシーサーピザ窯」。ピザの注文が入ったら、約400℃のこの窯で1枚1枚丁寧に焼き上げます。

ワイングラスのようなやちむんで提供される「完熟バナナと沖縄黒糖のスムージー400円(税別)」。完熟バナナの優しい甘さを、ほろ苦い黒糖がさらに美味しく引き立てます。後味も爽やかで、夏にぴったりの一品です。

ふんわり生地の中からチョコがとろけ出す「フォンダンショコラ450円(税別)」。チョコの甘さとコクはしっかり感じるのに、甘さ控えめで食べやすい。「小さい頃はパティシエになりたかった。」という相馬さんの自慢のデザートです。

店長    相馬 正尚(そうま まさなお)

1989年沖縄県読谷村生まれ。小さい頃から料理が好きで、有名ホテルで腕を磨いた後にピザを学ぶため本場イタリアへ。父と兄が作るやちむんをもっと楽しんでもらいたいと、やちむんの販売をしながらカフェを始める。趣味は釣りや園芸、スイーツ作りで好きなスイーツはチーズケーキ。

その他メニュー/マルゲリータ900円、ビスマルク1,250円、4種のきのこ1,100円、洋梨黒糖950円、チョレギサラダ450円、島ニンジンのポタージュスープ300円、シークワーサーソルベ200円、ティラミス300円、コーヒー350円、カプチーノ400円  (税別)

[基本情報]
住所:沖縄県中頭郡読谷村座喜味2898-21
営業時間:10:00〜19:00(L.O.18:30)※ピザは11:00〜、売り切れ次第終了
電話:098-927-9167
定休日:水曜日
駐車場:あり(15台)
クレジットカード:可
完全禁煙
http://tousingama.com/gunzyou/

池原盛輔
この記事を書いた人池原 盛輔
某県内情報誌の社員を経てフリーカメライターへ。美味しいと噂のお店に出没します。好きなのはカメラ、車、アニメ、格闘技。総合、空手、剣道、茶道の経験あります。旅に出たい今日この頃。 このライターの記事一覧

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