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食事

2018.05.21

夫婦二人三脚で作る優しさ溢れるカレーを読谷村「dechibica」で味わおう

国道58号線からすぐ近く。オシャレな看板とゆったりしたお店の雰囲気が目印です。

それぞれの席の間に空間を空け、店内に木材や植物を配することで、のんびりと食事ができる空間を作り出しています。大きな窓から差す柔らかな日差しに癒されて。

壁にはハタケヤマさんのお子さんが描いた絵も飾られています。無邪気に筆を走らせた絵からは、秘めたる才能を感じさせます。

左のカレーは「イエローチキンカレー」。ターメリックというスパイスをたっぷり使っていて、夏バテの時に最適。スパイスの辛さが優しくジワジワっと口の中に広がります。右のカレーは「アボカドカレー」。たくさんの野菜をポタージュ状になるまで煮込んでいます。野菜の甘さとスパイスの辛さが絶妙に合わさった逸品。2つのカレーにご飯、前菜、デザートをセットにすると1,030円〜1,130円(税込)です。

本場インドから取り寄せたスパイス。12種類のスパイスを、食材に合わせて使い分けています。

バターや卵を一切使っていない「シナモンロール(2個)280円(税込)」です。きび糖の自然な甘さが大人気で、ビーガンの方にもオススメです。

お店でも使っているうるま市の「ことりの」のやちむんも販売しています。カラフルで可愛い形が魅力的。

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「背の小さい私と背の高い旦那、2人で仲良く営業して行けるといいなと思ってこのお店の名前にしました。」読谷村古堅に、夫婦で営むお店があります。海辺を思わせる白の外壁が目を惹く「dechibica」。「海が大好きでいつかは沖縄でカレーのお店を開くのが夢だった。」というハタケヤマさん夫妻が脱サラして沖縄に移住してきたのは2011年のこと、子育てをしながら1年でこのお店をオープンさせたそうです。「冬瓜やモウイなど見慣れない沖縄野菜をどう調理するか、最初のうちは色々悩みました。」夢を叶えるために長年独自で研究してきたカレーに、たっぷり野菜のエスニック料理がメニューの中心。カレーは常時6種類用意しており、それぞれ具材に合わせてスパイスを配合する手の込みようです。ビーガンの方でも安心して食べられる野菜カレーもご用意。「健康的というだけでなく、しっかり美味しく楽しい料理を召し上がって欲しい。」そんなハタケヤマさんの優しさも、スパイスのひとつかもしれません。

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オーナー    ハタケヤマ夫妻

1975年千葉県生まれ。10年以上サラリーマンとして働き、2011年に脱サラしご夫婦で沖縄に移住。2012年に「dechibica」をオープンさせる。マレーシアのランカウイ島のホテルで食べたカレーに衝撃を受けたのがカレーのお店を始めるきっかけ。海の近くのこのお店で、お客さんと話をしている時間が幸せだと語ってくれました。

その他メニュー/カレー&ライス760円〜860円、キッズカレーセット630円、ジャークチキン&カレー810円〜860円、海南鶏飯セット1,130円、島豆富ビビンバセット1,030円、有機ホットコーヒー360円、アイスティー300円    (税込)

[基本情報]dechibica
住所:沖縄県読谷村古堅648-1
営業時間:11:00〜16:00(L.O.15:00)  
電話:098-957-0111
定休日:日曜、祝日
駐車場:あり
クレジットカード:不可
煙草:禁煙

池原盛輔
この記事を書いた人池原 盛輔
某県内情報誌の社員を経てフリーカメライターへ。美味しいと噂のお店に出没します。好きなのはカメラ、車、アニメ、格闘技。総合、空手、剣道、茶道の経験あります。旅に出たい今日この頃。 このライターの記事一覧

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