食事
2025.04.23
地元発クラフトビールが熱い!那覇で見つけた注目ブルワリー&バー3選
ハイタイ!沖縄在住の地元ライター、オオシロジュンコです。
沖縄といえば、透き通る海と南国の空。春から夏にかけては、ビールがいっそう美味しく感じられる季節です。
そんななか、沖縄県内ではクラフトビール文化が年々盛り上がりを見せ、個性豊かなブルワリーやビアバーが県内各地で注目を集めています。
那覇市内でも、観光地のすぐそばに魅力的なクラフトビールの店が続々とオープン中。地元ならではの素材を活かした一杯から、ここでしか出会えない味まで、旅の合間に気軽に立ち寄れるのが嬉しいポイントです。
今回は、観光やお仕事で那覇を訪れた際におすすめしたい、クラフトビール好き必見の3店舗をご紹介します!
目 次
【KANEHIDE CRAFT BREWERY】那覇の街角で味わうできたてクラフトビール
沖縄県那覇市の中心部、那覇バスターミナルに直結するゆいレール「旭橋駅」から徒歩約5分の場所にあるのがKANEHIDE CRAFT BREWERY(カネヒデ クラフト ブルワリー)。
2022年3月に誕生したこの醸造所は、地元ではスーパーマーケットなどでおなじみの「かねひで」ブランドを展開する金秀グループが手がけました。
ガラス越しに覗くことのできる醸造タンクが店内に並び、ビールが今まさに生まれる現場を目の前に、フレッシュなクラフトビールを堪能できるのが最大の魅力。
常時5種類のクラフトビールを提供しており、そのうち2品は「ジャパン・グレートビア・アワーズ2023」で金賞・銀賞を受賞した実力派です。
この日は、迷わず「3種飲み比べセット」を注文。フルーティな琥珀色のエール、爽やかな香りのホワイト、新しく追加された燻製の香りのするスモーキーなビールに出会うことができました。
それぞれ個性豊かで、ついおつまみも進んでしまう美味しさです。
ビールに合うおつまみがセレクトされており、持ち込みもOKとのこと。またビールをテイクアウトして飲み歩きを楽しむお客様も増えているそうです。
那覇のオフィス街の一画で、クラフトビール初心者から通な方まで楽しめるお店として要チェックです。
[基本情報]KANEHIDE CRAFT BREWERY
住所:沖縄県那覇市旭町112番地1 金秀ビル西館1階
電話:080-8901-9842
営業時間:16:30~20:00 (L.O 19:30)
定休日:土日祝日
【BEER SLASH】静かに酔いしれる大人の隠れ家クラフトビアバー
国際通りの喧騒を少し離れ、サンライズ商店街を進んだ先にひっそりと佇むのはBEER SLASH(ビア スラッシュ)。
コンクリート打ちっぱなしのクールな外観。その扉を開けると、ほど良い照明と落ち着く空間が出迎えてくれます。
ここでは、国内外からセレクトされたクラフトビールが週替わりで楽しめるのが魅力。タップにはIPAやペールエール、サワーエールなど、個性派ビールがずらり。
沖縄のブルワリーの限定ビールが登場することもあり、通うたびに新しい味に出会えそうです。ビール好きにはたまりません。
1杯目のビールは、沖縄のクラフトブルワリー MAHOW BREW(マホウブリュー)が作った「Cordelia(コーデリア)」。スタイルはImperial Gose。
今帰仁産スイカや豊見城産のきゅうりやライチを使ったビールは、さっぱりしたスイカの風味が特徴的で夏にぐびっと飲みたくなるビールです。
2杯目のビールは、本島中部の宜野湾市にあるクラフトビール専門店BEEAR(ビーアー)と当店のコラボレーションビール「THE OKINAWAN HAZY」。スタイルはHazy IPA。
マンゴーが香りジューシーでトロピカルな味わいが広がる、南国気分満点のクラフトビールです。
ビールとの相性抜群なおつまみメニューも充実しています。
香ばしい燻製チーズとミックスナッツをおつまみに、クラフトビールの奥深い味わいに酔いしれてみるのはいかがでしょうか。
たまにはひとりで静かに飲む店としてリストに入れるのも良し。また、店内でクラフトビールを購入することもできるので、ホテルや自宅でも楽しむことができます。
[基本情報]BEER SLASH
住所:沖縄県那覇市壺屋1-6-21
電話:098-988-4969
営業時間:Instagramでご確認ください。
定休日:不定休
https://www.instagram.com/beerslash2023
※2025年7月に那覇市久茂地に移転予定。現店舗での営業日や移転場所などの詳細はInstagramでご確認ください。
【Witch’s -MAHOWBREW Tap Room-】魔女も恋する!キューバサンド&クラフトビールがクセになるお店
那覇市壺屋にあるWitch’s -MAHOWBREW Tap Room-は、ブルワリー「MAHOWBREW」のタップルームとして、自家製キューバンブレッドを使ったサンドイッチと多彩なクラフトビールを提供する注目のスポットです。
お店周辺は、沖縄の伝統工芸に触れられる壺屋やちむん通りがあるので散策の帰りに立ち寄るのもおすすめです。
左側のビールは、Kaguya(カグヤ)。インペリアル・ゴーゼスタイルで、フローラルでスパイシーな味。
右側のビールは、Ophelia(オフィーリア)。こちらもインペリアル・ゴーゼスタイルのビール。名護市産シークワーサー果汁やトロピカルフルーツのクラフトビールは、塩味、酸味、甘味のバランス良い味で、どちらもキューバーサンドとの相性は抜群でした。
実はクラフトビールと一緒に食べるのを一番楽しみにしていた、Witch’sのキューバサンド。
注文したのは、看板メニューの「キューバサンドクラシック」。ローストポーク、ハム、チェダーチーズ、ピクルスがサンドされ、食欲をそそる香ばしさとジューシーさが魅力です。パンは外がカリッと香ばしく、中はジューシー。スパイスがしっかり効いたクセになる味わいで、一口食べればやみつきに。
[基本情報]Witch’s -MAHOWBREW Tap Room-
住所:沖縄県那覇市壺屋2-4-3
電話:050-1343-1866
営業時間:LUNCH 11:00-15:00 / DINNER 18:00-22:00
※2025年5月よりディナーのみの18:00〜23:00の営業になります。
定休日:火曜日
https://www.instagram.com/witchs_mahowbrew/
那覇の街を歩けば、そこには沖縄らしさと個性が光るクラフトビールが待っています。
観光の合間に、心やすらぐ一杯を。お気に入りのブルワリーやバーで、あなただけのとっておきを見つけてみてください。


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