1泊2日の弾丸石垣島旅行。石垣島の歴史や文化を体感するため、石垣島の名蔵湾に面する「石垣やいま村」へ。空港からは車で30分程度、離島ターミナルやホテルがあつまる中心部からは車で20分程度のところにあります。

なんと期間限定で夜は「星空ビレッジ」というイベントも行われているということで、ワクワクしながらやって来ました。昼と夜、違った楽しみ方が出来るなんて素敵ですよね。

古き良き八重山の生活へタイムスリップ！やいま村で琉球体験

やいま村の施設内は自然が溢れる中、古き良き八重山の家並みを表現し、赤瓦屋根の古民家では琉装体験、シーサー作り、サーターアンダギーの試食などがあります。さっそく入場します。私は今回、施設内を左回りで観光しました。

入口横から綺麗な緑とハイビスカスもお出迎えです。気のせいか石垣島のハイビスカス、大きくないですか？

三線の音色で沖縄を感じよう

最初に古民家から三線の音色が聞こえてきました。三線の音色を聴くといっきに沖縄気分が盛り上がりますよね。もちろん生演奏です。ゆっくりと古民家に上がり聞く事もできます。

ショーの時間は表示されているので確認する事をお勧めします。

大勢のリスザルのお出迎え～小さなリスザル達とふれあいタイム～

次はリスザル園へ行きました。エリア内に入った瞬間、手のひらサイズのリスザルが大勢でお出迎えです。

首輪などはついていなく、放し飼い状態なのでリスザル達は自由に生活をしています。普段聞く事のない猿の鳴き声や、長い尻尾使い、小さく起用な手に釘付けです。

小さなカプセルに入った餌をガチャガチャで購入し餌をあげる体験もできます。リスザル達は既に観光客慣れしているのか、カプセルを手に持った瞬間、頭の上や足元へいっきに飛び乗ってきます。

小さな手の肉球がたまらなく可愛いです。ただ餌をあげ終えるといっきにリスザル達は遊びに戻ってしまいます。写真を撮りたい方は餌をあげる前に撮る事をお勧めします。

また好奇心旺盛なリスザルはカバンの中身や携帯を持って行ってしまうので、しっかりと鞄を占め約束事を守り楽しんで下さいね。

手作りサーターアンダギー

さて、少し小休憩です。

手作りサーターアンダギーを見つけたので頂きました。古民家の中で食べる熱々の出来立てサーターアンダギー。ちょっとしたタイムスリップ気分です。

サーターアンダギーは揚げたてなので温かく、表面がサクサクで中はフワフワです。お店で売っている市販のものとは全く違います。

太陽（てぃーだ）の茶と一緒に頂きました。てぃーだ茶は長寿草、サトウキビ、月桃、グアバ、シマ桑など１５種類のハーブが入っており、少し薄荷に近いスースーとした感じがするサッパリしたお茶です。

シートーヤーという赤煉瓦古民家で食べる事が出来ます。やいま村を訪れた際は注文してみて下さいね。

やいま村内を散策

スタッフさんもとても気さくな方ばかりです。暖かい心遣いや、何気ない会話でホッコリしたひと時を過ごせます。スタッフさんが「はいさーい」とにっこり声をかけてくれるので、こちらも自然と笑顔になる場所です。

古民家１つ１つ異なる内容になっており、八重山の歴史を感じる民家、水牛が引いてサトウキビの汁を搾っていた農家の家などが再現されています。他にもシーサー色付け体験、島ぞうりアート体験などもありました。

施設内の所々にある植物にも注目です。周囲は沖縄の緑で溢れていて、マイナスイオンを大量にあびることができる癒しの空間です。

アンパル塔という遠見歳台があり早速上ってみました。

登ると名蔵湾をみる事ができます。天気が良い日だと西表島、武富島、小浜島をみる事も出来るそうです。

私が訪れた場所のほかにも、やいま村内ではカヤック体験やマングローブでの大自然体験、あんぱる食堂で八重山そばを食べる事も出来ます。お土産コーナーもあり、ゆっくりと１日中楽しめる施設になってます。

石垣島の星空を独占 ～石垣やいま村星空ビレッジへ～

陽が落ちてしまったら遊びに行く所がない、ご飯食べるだけと考える人はいませんか？そんな事はありません！石垣島やいま村には「星空ビレッジ」という期間限定イベントがあります。

残念ながらこの日は台風が近づいており、夕方１６時にはすでに薄暗く雨も降ってました。しかし、星空ビレッジは雨天でも室内で星空を学べ、体験できる施設になってます。

それでは順番に回っていきましょう。

期間限定の美ら空プレートを食す

まずは夕食を頂きました。施設内にある星空ダイニングで「美ら星プレート」を注文しました。このボリュームみてください！

ハンバーグにエビフライ、ウインナー、カレー、お魚のフライ、そして星型目玉焼き。

もう欲張りコースです。これにオニオンスープも付いてきて１５００円とお得です。こんなに色々な種類のおかずを食べられて、このボリュームでこのお値段。そして星形の目玉焼きが可愛くてまず撮影ですよね。

ハンバーグは島産牛１００％なので肉汁がすごくジューシーです。デミグラスソースも付いてきますが、かけなくても肉のうまみで美味しかったです。

オニオンスープは正直私はあまり好きではありませんが、びっくりするほどトロトロで、玉ねぎの甘味が美味しく完食です。カレーもそこまで辛くないので、女性やお子様でも召し上がる事ができると思います。

らくがきプラネタリウムで世界に１つの星座を星空へ

ここでは、自分で描いた絵がなんと星座になるんです。つまり世界に１つの星座を作れます。

自分の似顔絵でも好きなキャラクターでも自由に描くと、それが星座になります。外の大雨なんて忘れてドキドキしながらお絵かきタイムです。ちなみに私はクジラを描きました。

そのカードを屋内の専用スクリーンにあてると、自分の描いた絵がリズムにのって踊りだし星座になります。ちなみに私のはこんな感じでした。

この星座制作体験はなんと世界で２か所しかないらしいです。世界で２か所ですよ？こんな素敵な体験なかなか出来ません。ぜひオリジナルの世界に１つの星座作りに行ってみませんか？

周囲が星空に？星空VR体験

VRという目隠しをするような機械を付け、座っていた周囲を見渡すと周囲は３６０度の星空です。

上下どこを見渡しても星空が広がり、独り占め状態です。

ただ、行っている場所はダイニングの場所になるので、歩き回るのは危険です。スタッフの方の説明を聞いてぜひ体験してみて下さい。

星空博士の星空教室へ

さて同じ施設内にある星空シアターという場所へ移動します。そこにはスクリーンがあり、なぜ石垣島は星空が綺麗なのかというアニメーション仕立てになっている物語をみます。可愛いお猿のティンとガーナが物語の中で星の神様に出会うお話です。アニメになっているので大変分かりやすいです。

その後モニターを使用しながら、星空博士の星の説明です。太陽より大きい星は全部で２１個あり、日本で２１個全て見えるのは石垣島です。星座は全部で８８個ある中、８４個も見えるなんて驚きですよね。

石垣島は北緯２４度まで北は見る事ができ、なんと私の出身の北海道とは２０度も違うらしいです。つまり石垣島から沖縄本島より台湾の方が近いそうです。同じ日本でもこんなに違うなんて不思議ですよね。

まるで星空にいるかのような大きなスクリーンで１つ１つの星座の物語を説明して頂けます。勉強というより物語を聞くという感じですね。

その後、奇跡的に一瞬雨が止んだので「てぃんがーら広場」という所へ向かう事になりました。手にはLEDのリストバンドを付け、自分の手首を光らせながらいざ「てぃんがーら広場」へ。

そこにはミラーボールが輝き幻想的な空間が目の前に広がります。

数分後、施設内全ての電気を消灯します。真っ暗になるのではと不安になりましたが、驚くことにふんわりと明るいんです。これは全て星の輝きの明るさらしいです。実際の空まで届くレーザーポイントで再び星の説明を受けられます。スクリーンで聞いていた星を実際に示され、その輝きや１つ１つの光方の違いを実感できます。この日の悪天候の中でも金星や土星、織姫、彦星は見られました。

石垣島は日本初、星空保護会ダークスカイ協会というものに加入しており、無駄な電気は全て消灯し星の明るさを大切にしているそうです。周囲には街頭は少ないですが、運転している際もそこまで暗いと感じませんでした。それは石垣島の方の星空を大切にしたい思いと、星の輝きによるものだったんですね。

なんだかホッコリした気持ちで星空を見上げ素敵な夜を過ごさせて頂きました。朝から夜までここまで楽しめるなんて石垣島を訪れる際は外せないスポットですよね。

石垣やいま村 施設情報

住所：沖縄県石垣市名蔵９６７－１
電話：０９８０-８２-８７９８

<星空ビレッジ> 期間限定開催
詳しくは公式サイトへ
https://www.yaimamura.com/hoshizora/yaima/