2018.04.13
中部エリアで唯一の離島・津堅島に行ってみた!
沖縄県民の皆さん「島あっちぃ」という事業をご存じですか?
「島あっちぃ」とは、沖縄県(離島含む)に住んでいる方を対象に、県内離島の人たちと交流を楽しみ、現地の歴史や文化を体験するモニターツアー事業の事です。それだけではなく県がモニター料金の7割を助成するというしくみ。
参加した離島の開発・改善、観光産業の振興のため、魅力・課題等をアンケート等で応える事が条件ですが、通常価格より7割安く離島に行けるのでとってもお得です。
今回、私は友人と「島あっちモニター」として、中部で唯一の離島・津堅島に行ってきました。
一泊二日ツアー通常価格¥21,000が¥6,300で行けたのでご紹介したいと思います。
「フェリーくがに」に乗って津堅島へ出発
うるま市の平敷屋港からフェリーで片道30分。
高速船だと片道たったの15分!津県島の学校で働く先生方がよく利用しているらしいです。
船内の写真を撮り忘れてしまいましたが、とても快適でしたよ。
帰省のため同じフェリーに乗っていた島のおじいちゃんと仲良くなり、お話をしていたらあっという間に津堅島に到着。
キャロットアイランド津堅島に到着!
到着早々、天気が悪くなってしまいましたが、雲行きよりも港ターミナルの名前に目が行きます。ほとんどの離島では「○○島へようこそ」などと書かれていますが、津堅島は「キャロット愛ランドマリンターミナル」です。さすが人参の島!
津堅島が「キャロットアイランド」と呼ばれる理由は、島全体に人参畑が広がっているから。さらに津堅人参は、とても甘く・人参独特の臭いがしないため、人参嫌いな子も食べられるらしいですよ。
このターミナルで、入島式(島での注意事項や少し変わった自己紹介)を行いました。
「好きなタイプは?」「自分の好きなところ3つは?」など、ユーモアあふれる質問やツアー中の役割分担もくじで決めるほか、名前を書いたガムテープを服に貼るなどし、顔合わせ30分では参加者同士の親交が深まりました。
津堅島は、他の「島あっちぃツアー」にはない進行方法だったので勉強にもなりました。
津堅島にんじん展望台
草むらの中にポツンとあります。何より驚いたのは、思っていた以上に古びていたこと(笑)でも個人的には好きです。
展望台から見る景色は素晴らしいですよ。沖縄本島・中城湾・周辺離島を見る事ができます。この景色は、直接ご自身の目で確かめて下さい。ちなみに上の窓から覗いているのは、同じツアーに参加した男の子です。
こちらが、フェリーで仲良くなったおじいちゃんの神谷さん。島散策中、大量の人参を手に持った神谷さんと遭遇。なんと人参をあげるため、私たちを探していたそうです。
とても優しい神谷さん!美味しい人参ありがとうございました。
お食事処 津堅みやらび
右の子が、一緒にツアーに参加した私の友人です。
写真を撮っていると「僕も写真にいれて~」とおじちゃんが(笑)津堅島の人は、優しくてフレンドリーな方ばかり!
私は沖縄そばを注文しました。とてもボリューミーで美味しかったです。
自転車で島一周
島の周囲は約7㎞で面積は1.88k㎡と小さな津堅島。
途中に長い心臓破りの坂があるので終始楽とは言えませんが、自転車で風を切って走るのは最高ですよ!
神村さんの手料理で交流会
写真は3枚のみですが、もっとたくさんの料理を準備してくれていました。魚介料理以外にも、ステーキにデザートなどバリエーション豊かで、とても美味しかったです。
そして、参加者(17人)全員の料理を全て1人で準備する手際の良さにも感動しました。
二次会は、みんなで一緒にカラオケへ。カラオケと言ってもスナックですが(笑)なんと島にカラオケが3店しかなく、そのうち2店は21時には既に営業終了していました。
私と友人は、歌謡曲が好きなので島民の方と一緒に歌ったりと、みんな初対面とは思えないほどの盛り上がりでした。
本当に素敵で楽しい時間を過ごす事が出来ました!
島ぞうりカービング
島ぞうりカービングとは、島ぞうり表面に好きなデザインを彫刻する沖縄発祥のオリジナルアートのことです。島ぞうりカービング以外にも「島ぞうりアート」「島さばタトゥー」などと呼ばれています。
最終日の2日目は、人生初の島ぞうりカービング!私はとても不器用なので、最初から自信がありませんでしたが、体験してみると想像を超える指の力と集中力が必要でした。
下書きから完成までトータル3~4時間ほどがかかりました。すごく大変でしたが、思い出も作れて楽しかったです。
初めての民宿体験
実は大事な民宿先の写真を撮るのを忘れてしまいました。すいません。。。
私たち含め、ここには6組の参加者がお世話になりましたが、家はとても大きくて、2階に8部屋もありプライベートが保たれたので良かったです。
4.5畳の広さが4部屋、残り4部屋は少し広めでした。全て畳の部屋です。私たちは4.5畳の部屋でしたが、テレビ、エアコン、窓も付いていて2人には十分な広さでした。
家主さんは、とても気さくで面白い方でした!お風呂は1つですが、特に不自由はなかったですよ。
「島あっち」を体験してみて
私は、初めて津堅島に行きましたが、また個人でも行きたいと思えるツアーでした。
観光地化がほぼされていないので、自然で素敵な島。何より、島民の心の温かさが、また行きたいと思える理由の一つです。
今回ご紹介したのは津堅島ですが、興味を持っていただけたでしょうか?人と人との繋がり、交流を楽しめるのは「島あっち」の醍醐味だと思います。
他のツアーでは楽しめない「島あっち」ならではのツアーを体験してみて下さい。
宮城 真奈利Manari Miyagi
夢は世界一周!旅好き、韓国好きの22歳!!
自他共に認めるほど中身はおじさん。笑
カラオケ18番はテレサテンの償いです!
高校卒業後、シドニーで語学を学びました。
また海外へ飛び立つため悔いの残らないよう
沖縄の魅力や旅の楽しさを発信していきます✌︎('ω')✌︎
誕生日 | 8月18日 |
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出身地 | 沖縄県 読谷村 |
趣味 | ひとり旅・韓ドラ鑑賞 |
特技 | 掃除 |
好きな旅行先 | 韓国・アジア諸国 |