食事
2026.03.03
南城市のさとうきび畑に囲まれるグルテンフリーカフェ「Café icoi」

こんにちは!日頃リュックと水筒を持って沖縄本島中を散歩しているライターの小鍋悠です。
今回もガイドブックに載っていない地元民に人気なローカル店を紹介すべく、沖縄本島南部の南城(なんじょう)市にある「Café icoi」(以下、icoi)に行ってきました!
目 次
さとうきび畑に囲まれた居心地の良い空間

お店があるのは、玉城(たまぐすく)の前川エリア。南部観光で人気のテーマパーク「おきなわワールド」などが点在し、おきなわワールドからicoiまでは車で約2分の距離です。

お店の目の前には地元民の車が行き交う県道17号線があり、周囲はさとうきび畑に囲まれたのどかな風景が広がっています。

icoiは店内も駐車場も広々としていて、時間がゆったりまったり流れるお店。ローカルな雰囲気のなかのんびりしたい人にオススメです。

店内メニューはグルテンフリーと体に優しく、お店こだわりのランチやスイーツは、何を頂いてもアタリ。色々と魅力が揃いすぎている隠れ家カフェです。

今回取材してみて改めてわかりましたが、icoiはランチ、スイーツタイム、コーヒーブレイクと色んな用途で訪れる事ができます。
本や雑誌も多くレトロな雑貨販売もあるので、読書やお気に入りの雑貨探しをしても良さそう。

お店の目の前には「石川入口」バス停もあり、バス旅派や車がない人も安心。
沖縄最大のバスターミナル「那覇バスターミナル」からは51番(百名線)の市外線バスなどに乗り、途中「船越入口」で下車して15分程さとうきびや町並みを眺めながらのんびり歩いていると、お店に到着できますよ。

白い建物の1階がicoiです。周囲はさとうきび畑なので、こちらの大きな白い建物はとても分かりやすくて嬉しいですね。
さぁて、店内に入ってまいります。
落ち着いた空間に個性的でオシャレな席がいっぱい

お店に入ると、白を基調とした素敵な空間が広がります。
迎えてくれた店長の瑞慶覧絵文さんは「北欧カフェのイメージでお店作ったんです。女の子が好きそうなカフェにしたくて」と笑顔。

ソファ席、テーブル席、カウンター席と色んな席タイプがあり、緑、黒、茶色と色んなカラーがあります。自分の好みで席を選ぶことができるのもicoiの魅力の1つ♪

店内入口から入って右側の方には、個性的な席が揃います。見ているだけで胸キュンするカウンター席に、カップルの予約が多い人気のロフト席。誰でも予約可能なので、好みのお席があれば事前予約もおすすめです。
昔なつかしいレトロなカップやキャラクターグッズがそろう雑貨コーナー

雑貨コーナーには、瑞慶覧さんのお母様の収集コレクションの食器や雑貨が多数販売されています。

沖縄の食卓で昔よく使われていたレトロなグラス、食器、懐かしいキャラクターグッズ。レトロなコップは特に、筆者も小さい頃に祖父母宅で見たことがある装いのコップなので、つい目を細めてしまいました。コップはなんと2つで100円!沖縄土産にまとめて大人買いしちゃう?!

台所雑貨もいっぱい。色使いが今の食器と違っていて、レトロでやっぱり素敵。見ているだけで癒されます。

使っても飾っても絵になる食器ばかり。自分や家族や友達などのお土産にもあれもこれも買いたくなって、筆者はこちらのコーナーに30分近く滞在してしまいました。キュンと懐かしくなるグッズが並んでいますよ。
丁寧に作られる美味しいご飯。グルテンフリーやヴィーガン対応メニューも

気になるメニューはランチ、スイーツ、ドリンクとそれぞれメニュー豊富で迷うほど。今回は瑞慶覧さんオススメの月替わり「ランチプレート」をオーダーしました。

取材時の月替わりランチプレートは「台湾唐揚げプレート1430円(ドリンクセット)」。ワンプレート内にご飯とおかずとスープ、副菜ものっています。

ガチマヤー(沖縄方言:「食いしん坊」の意)の筆者が真っ先に頂いたのは「五香粉香る鶏むねの唐揚げ」。調べたところ「五香粉」とは、5種類以上の香辛料をブレンドした中国料理のミックススパイス。
やわらかな衣とジューシーな鶏肉がたまらなく、五香粉がしっかり効いた大変美味な唐揚げでした!「2日間味を染みこませています」との店長さんの情報に納得。

こちらは筆者が感動した激ウマな「シェントウジャン(おぼろ豆腐)」。
干し海老や酢、かつお節、豆乳などを使った台湾の人気料理だそうで、海老の香りがなんとも食欲をそそる一杯。何杯でも食べられちゃう絶品の、主役級スープでした!

さらに台湾デリを中心に「もやしと大根の中華サラダ」、「花椒ガーリックポテト」、「蓮根炒め」。どれも素材の味を生かしたシンプルな味わい。もやしも大根もじゃがいもも、こんなに美味しかったんだなぁと、素材を引き立たせる1つ1つの料理に感動しました。
「せっかくお客様が来て下さるので、お店では家庭とは一味違った美味しさを提供できるように心がけているんです。スパイスや材料など、ちょっと手が込んでいるものや、変わっているものを取り入れるようにしています」と、瑞慶覧さんは笑顔。
ランチで台湾旅行気分を味わえて、オイシクてお得な気分になりました♪

ランチのお供のドリンクは、バタフライピー(蝶豆)を使用した「バタフライピーブレンドティー(ランチプレート+50円)」。
色味が青いので苦いかと思いきや、何のクセもなくさっぱりした味。

レモンを入れると青色から紫色に変わりびっくり。背の高いグラスもこれまた美しく、icoiのハイセンスなお洒落シャワーを浴びました!

1つ1つの素材の味わいが光ったランチプレート。その丁寧な手さばきで作られたデリに筆者は大変感動。
きっとこれは、野菜やお肉やスパイスなどの素材に毎日真摯に向き合って、「より美味しく」提供したいとこだわり抜いたスタッフさんのお店へのたっぷりな愛情が、そのままそれぞれの料理として現れているのだろうと思いました。

気になるスイーツも合わせてご紹介します。こちらは「ケーキ3種盛ドリンクセット1,500円」。
3種類のケーキを自由に選べるメニューだったので「パンプキンビーガンタルト」、「ロールケーキ(グルテンフリー)」、「お豆腐チーズケーキ(グルテンフリー)」をチョイス。シェアして食べても良さそうな量ですが、ガチマヤーの筆者は1人で完食しました(笑)

雑貨を扱うカフェだけあって、店内で出される器はいつもお洒落なものばかり。これだけでも本当に心躍ります。
はじめてのカフェ経営~店長さんが語るCafé icoiのお店作り

取材が終わり落ち着いた頃、店長の瑞慶覧さんがインタビューに応じて下さいました。
お店を始めたのは5年ほどまえ。カフェ経営は初めてで、全てイチから独学ではじめたといいます。
「この建物は家族の建物なのですが、前は食堂だったんです。そのお店を閉めたタイミングで私がカフェをはじめました。もともとカフェ巡りや食べ歩きが好きだったので。今でも休みの日はカフェに行って編み物をしたり本を読んでいます(笑)。カフェは本当落ち着くので好きです」。
「icoi」という店名は、以前食堂だった頃の店名「いこい」をアルファベットにしたもの。
現在のお客様は20代前半のいわゆるtiktok世代か、店主の母親世代がよく来るのだそう。そして時々、観光客の姿も。
たしかに筆者が何度かお店にきたとき、20代らしきカップルと、おそらく50代~60代のお洒落な女性がおひとりさまで来店されていました。

セルフリノベーションで改装したという店内。壁や店内の色、インテリアや家具に至るまで瑞慶覧さんがひとつひとつ大切に選び作り上げてきたこだわりが感じられます。

さらに、icoiはとても不思議なお店。店内に入ると、エレクトロやハウス系のBGMがクラブ的な雰囲気を醸し出しており、一見ミステリアスなお店にも感じますが、客席に座ると何時間でもいられるほど落ち着きます。
「BGMは完全に私の趣味で、エレクトロ系とかが好きなんです。インテリアとか雑貨は手作りでつくったものもあるので、よく見たらお店は雑なところがいっぱいありますよ(笑)。それがかえって落ち着く要素になっているのかもしれません」と瑞慶覧さん。

フードもスイーツもグルテンフリーやヴィーガンメニューが多いicoiのメニューについては、ご自身のライフスタイルの変化があったのだと話します。
「健康志向になったのは約3年前です。私はもともとパスタなどのグルテンは好きだったのですが、消化不良を起こすほど胃腸が弱めで。『食事』で健康管理をしたくて、断食をはじめてみました」
断食を初めてみたことで、自身の体質に良い変化が訪れたのだそう。
「食事に気を付けるようになってからは、朝5時から起きられるようになりましたし、体もマインドも変わって人生が変わりましたね」。

「といっても、私はガチガチのグルテンフリーではありません。お店や家では健康志向ですが、外食は何でも食べます(笑)」
体に悪いので我慢はしない。「食べたくなったら食べる」というスタンス。
その上で、お店では自分が美味しいと思うものを提供したいと思い、今のメニューにたどり着いたそうです。

icoiの店内を見渡すと、あちこちに本がいっぱい。料理本やライフスタイル系、雑誌などあらゆるジャンルの本があります。
読書カフェとして、コーヒーを飲みながら利用するということもできます。

カウンターにはグルテンフリーやヴィーガン対応のクッキーが可愛らしく陳列されています。
さらに斜めかけバッグやシュシュ、ピアスなど「ものづくり」が好きな瑞慶覧さんのハンドメイド作品も。
スイーツと合わせてお友達や家族の贈り物にしても喜ばれそうです。

南城市玉城にある「Café icoi」は、さとうきび畑に囲まれたローカルなカフェでした。
店内に入るとエレクトロ系のBGMと自宅リビングのような落ち着く雰囲気のギャップがたまりません。
ランチ使い、コーヒータイム、雑貨探し、読書、グルテンフリーカフェなどといろんな用途ができるお店として、自分の好きな時に、自分の好きな過ごし方でのんびりしてみませんか?
店内も駐車場も広々なので、「憩いのひととき」にぴったりなカフェです。
【基本情報】Café icoi
住所/沖縄県島尻郡南城市玉城前川546-2 1階
電話/098-949-1777
営業/12:00~17:00(ランチは12:00~15:00)
定休日/日曜、月曜
駐車場/多数
その他/禁煙、予約は電話か公式LINE
https://www.instagram.com/cafe.icoi/

この記事を書いた人小鍋 悠Keyword:


















