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食事

2023.10.05

ふわふわ氷にジューシー&贅沢なシロップ。沖縄の新しい名物誕生!那覇市の沖縄 黒糖ぜんざい専門店「ホシのシズク」

ホシのシズク

沖縄を代表するスイーツのひとつ「ぜんざい」。本土でイメージする温かい「ぜんざい」とは違い、金時豆を甘く煮て白玉を加え、かき氷を載せて食べるのが沖縄の一般的な「ぜんざい」です。

年間通して温暖な沖縄の気候にぴったりなぜんざい。最近では「沖縄に行ったら食べてみたい」というご当地フードの一つになりつつあります。

ぜんざいファンやスイーツ好きの方におすすめしたい、ニューオープンの注目店をご紹介します。

古き良き那覇の商店街「太平通り」にオープン

ホシのシズク

2023年9月7日、那覇市松尾にオープンした沖縄 黒糖ぜんざい専門店「ホシのシズク」は、おしゃれなお店で味もおいしく、おすすめポイントがたくさんあるぜんざい屋さん。まずは「太平通り」というロケーションから説明します。

ホシのシズク

国際通りから平和通りを抜けて徒歩で15分程度、アーケードがかかった「太平通り」は八百屋や天ぷら屋、惣菜屋がならぶ昔ながらの商店街。

おかずやお弁当を買いに来るオジーやオバーに主婦、買い出しで野菜を見定める飲食店のスタッフをはじめ、商店街での利用客などさまざまな年齢層と客層が行き交う通りです。

ホシのシズク

沖縄らしさのあるその太平通りに、突如現れたスタイリッシュな外観の「ホシのシズク」。「のうれんプラザ」(那覇市樋川)側から太平通りに入ると左手スグで、目を引く木造りの外観なので分かりやすいはず。

スタイリッシュな店構えですが以前からの建物をリノベーションしたそうで、レトロ感たっぷりの商店街になじむ自然な佇まいです。のれんをくぐると洗練された空間が広がり「どんな沖縄ぜんざいがいただけるのだろう!?」とワクワクします。

ほっぺが落ちそう! 甘ずっぱいフルーティーないちごぜんざい

ホシのシズク

気になるメニューですが、黒糖ぜんざいは4種。広報担当者・伊藤ちひろさんの話を聞きながら、メニューを確認しました。

ホシのシズク

イチ押しは看板メニューの「“名物”島いちご黒糖ぜんざい」(1650円)。

大宜味村産の高級いちご「美ら島ベリー」をふんだんに使っていて、ぜんざい一杯に入っている量はなんと15粒! 口に含んだ瞬間から甘ずっぱいいちごのおいしさがじゅわっと広がり、かき氷と合わさってより味わい深くなります。

ホシのシズク

上にかかっているフワフワな生クリームもスプーンに載せると、まろやかな甘みも加わりおいしさアップ!

新鮮ないちごと冷たいかき氷のおいしさをたっぷり楽しみながらスプーンを器に近付けていくと、金時豆と白玉にやっと出合えます。

ホシのシズク

黒糖で煮たふっくらとした大粒の金時豆は程よい甘さで、やわらかな白玉は溶けるようになめらか。

「酸味のある島いちごと甘い金時豆で、いちご大福のような味わいをお楽しみください」と伊藤さん。使っている黒糖は多良間産、金時豆は北海道産とすべてが厳選食材で、かき氷機も食材を活かすふわっとした氷が作れるかを重視し機種をチョイス。

ホシのシズク

氷といちごのバランスや完成品のボリューミーなフォルムも完璧な、こだわりの一品です。各食材が口の中で合わさることで、和菓子のテイストも楽しめるとは・・・奥深いですね!

伊藤さんに伺ったところ「島いちご黒糖ぜんざいは通年メニュー」とのこと。秋や冬でも同じ味を楽しめるのはうれしいですよね。

ミルク・ドラゴンフルーツ・抹茶とぜんざいのコラボレーション

ホシのシズク

続いて、他の3つの黒糖ぜんざいもチェックします。

ネーミングに惹かれる方が多そうな「石垣乳牛の黒糖ミルクぜんざい」(1100円)は、お子さま人気も集めそう。

ホシのシズク

石垣島の「石垣乳牛」のミルクを原料にした手作り練乳を使ったこのぜんざいは、まずはそのまま食べます。特製コーヒーシロップが付いてくるので、スプーンを進めながらかけていくのがおすすめ。ミルクからコーヒーミルクに味変する楽しさと、懐かしくてやさしい味わいにキュンとします。

ホシのシズク

濃いピンク色が鮮やかな「ドラゴンフルーツの黒糖ぜんざい」(1500円)は、さわやかなテイスト。ドラゴンフルーツとシークヮサーを使ったソースと、上に載ったヨーグルトの生クリームがマッチした他にはないおいしさです。

ホシのシズク

和風テイストがお好きな方は、「つぼ市製茶本舗の抹茶黒糖ぜんざい」(1350円)をどうぞ。

大阪の老舗お茶メーカー「つぼ市製茶本舗」の抹茶の中から、黒糖ぜんざいに一番合うお茶を選び作り上げた一品とのこと。ホッと落ち着きたい時にオーダーしたいぜんざいです。

沖縄の風景がモチーフの「クリームソーダ」

ホシのシズク

見て癒され沖縄らしさも感じるのが、ドリンクメニューの「クリームソーダ」(各750円)。

層になった色合いがキレイで、しばらく(アイスクリームが溶けない程度に…)見入ってしまったほど。実際に見るとその感覚が分かると思いますよ。

ホシのシズク

種類は朝陽(ラムネ味)・渚(メロン味)・夕陽(カシス味)・天空(レモン味)の4種で、沖縄の海や空の色をイメージしています。

ちなみに私は朝陽を飲みましたが、スッキリしつつ甘さもあるラムネ味で元気が出ました! 

好きな色を選んだり気分や時間に合わせて選んでみたりと、楽しくオーダーしましょう。

沖縄をふんだんに味わえるキラキラのかき氷

ホシのシズク

「買い物の合間など、地元の方にたくさん来ていただきたいです。観光客のみなさまは牧志公設市場や壺屋やちむん通り、のうれんプラザを散策する時に立ち寄っていただきたいです。国際通りとは違う風景と雰囲気です」と伊藤さん。

沖縄情緒あふれる街並みを歩きながら気軽に入りたい「ホシのシズク」。店名の由来は、「沖縄の宝石のような星空から一滴のしずくが地上に落ちて誕生したかき氷」をイメージして名付けたそうです。

ホシのシズク

スイーツ好きは朝から、お昼に沖縄そばを食べた後のデザートとして、また夜ごはんの前のおやつタイムになどなど…都合にあわせ各時間帯に利用できるお店です。

季節問わず暖かい(暑い!?)と感じる日が多い沖縄なので、いつでもかき氷が食べられるのはポイント高く、すがすがしい夏をイメージして食べてみるのも楽しそう。

沖縄のぜんざい初心者も、リピーターさんにも、次の沖縄旅行ではホシのシズクの沖縄がふんだんに味わえる黒糖ぜんざいをまずはおすすめします。

[基本情報]沖縄 黒糖ぜんざい専門店「ホシのシズク」
住所:沖縄県那覇市松尾2丁目24-13
電話:098-917-5560
営業時間:11:00~18:30(L.O.18:00)
​​定休日:水曜日
駐車場:なし
<公式サイト> https://hoshi-no-shizuku.jp
<Instagram> https://www.instagram.com/hoshi.no_shizuku/

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この記事を書いた人饒波 貴子
那覇市出身・在住。OL生活、週刊レキオ編集室勤務を経て、フリーライターに。現在は沖縄のエンターテインメントおよび店舗紹介を中心に取材・執筆。ウェブマガジン「琉球新報Style」、雑誌「porte」ほかで執筆中。 このライターの記事一覧

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