こんにちは、そばじょーぐーライターのもーりーです！

某雑誌社の某沖縄そば専門誌を担当し、今までに数百杯の沖縄そばを食べてきた筆者がオススメする絶品沖縄そば企画の第12弾。

今回紹介するのは、浦添市のバイパス沿いにお店を構えるあの名店。沖縄そば以外にも、煮付けや焼き飯など店主の地元愛に溢れる絶品料理を味わってきましたよ。

ということでやってきたのは那覇空港から車で約30分、浦添市伊祖の国道330号線沿いにある「浦添そば」です。

赤瓦の、どこか風格のある佇まい。レトロ感漂う看板がいい味を出していますね。

店主のお母様が食堂を営んでおり、それを受け継いでこのお店を始めたのだそう。

「あの頃はまだ、この辺には何もなかったよ」と店主。オープンから今年で35年、地元に愛される名店です。

店内も懐かしい沖縄の食堂の雰囲気。それもそのはず、柱からテーブル、椅子に至るまで、オープン当時からほとんど変わっていないのだそう。

「地元に帰ってきたら必ずここに来る！」と言うお客さんも多いんだとか。

明るい座敷席には子ども椅子もあり、家族でゆっくり過ごすこともできます。

このレトロな券売機は残念ながら故障中。メニューは沖縄そばが中心で、ゴーヤーチャンプルーや定食もありましたよ。

そんな中から選んだのは「ソーキそば900円」。店主曰く「家族みんなで作った味わい」の沖縄そば。

豚骨を中心に鶏ガラとカツオが合わさったスープは、コッテリながらも雑味がなく、店主の手間と愛情が伝わる美味しさです。

ツルッとコシのある麺に絡まる、フーチバーのふんわりとした苦味がたまりません。

沖縄そばと一緒にいただいたのは、ちょっと奮発して「焼き飯750円」。

卵のコクがしっかり効いた、こちらもアジクーター（濃厚）な味わい。沖縄そばと一緒に食べれば満足感も大幅アップです。

しっかり味の染みた「煮付け定食1,100円」は沖縄そばに並ぶ人気の一品。とろっとろのてびちは、骨離れが良くてびちに慣れていない観光客や子どもでも美味しく食べられます。

コーヒー＆手作りサーターアンダギーはなんと食べ放題！？これを目当てで来るお客さんも多いのだそう。

と言うことで今回は、地元に長年愛される浦添市の名店「浦添そば」を紹介しました。地元に根ざしたお店ですが、最近は観光客のお客さんも増えているのだそう。

「美味しい沖縄そばを食べてゆっくりしてほしい」

そうおっしゃる店主の心意気が人気の秘訣なのかもしれません。

［基本情報］浦添そば
住所／沖縄県浦添市伊祖4-8-3
電話／098-879-3170
営業／11：30〜20：00（水曜は15：00迄）
定休日／木曜
駐車場／あり
Wi-Fi／なし
クレジットカード／不可