食事
2019.04.17
カフェランチをテイクアウトできる!古宇利島の海も景色も満喫したい「ライスボウルファクトリー」
沖縄本島北部に位置する古宇利島。橋で渡れる離島として景色もいいことから多くの観光客で賑わっています。しかし、実際に訪れてみると人混みがさほど気にならならず、意外とゆったりとした時間が流れ、そんな古宇利島の海や景色と一緒に楽しんでほしい、海の家のご飯に出会いました。
目 次
古宇利大橋を渡ってすぐ!駐車場無料の海の家「BLUE GARDEN」
屋我地島と古宇利島を繋ぐ「古宇利大橋」を渡り終えたらすぐに右折!道なりに50mほど進むと白地に「BLUE GARDEN」と書かれた看板が目に入ります。
ここ「BLUE GARDEN」は、ビーチ近くという好立地ながら駐車場代が無料。トイレやシャワー設備の他、パーラーや雑貨店もあるいわば古宇利島の「海の家」です。
敷地内の一角にある手作り感あふれるビーチハウス。ブルーにペイントされた「RICE BOWL FACTORY」のかわいいロゴを見て、ライスボウル?と聞き慣れない単語への興味が湧き、入り口の「HAISAI(はいさい)」の文字につられて店内へとお邪魔しました。
長居したくなるゆったり雰囲気のビーチハウス「ライスボウルファクトリー」
店内は、すべて木製のベンチです。4人掛けテーブル×2席、2人掛け×1席、カウンター2席と席数は少なめ。隅々には南国らしい天然素材の小物が飾られ、落ち着いた雰囲気に思わず長居しそうな気配を感じるおしゃれな海の家でした。
「古宇利島には海を見にくるお客さんが多いのですが、夕方に時間をずらして来てもらうと最高の夕日が見れますよ」と話すのは、オーナーの木村さん。
最初は海の家として小さい店舗から初まったライスボウルファクトリー。1日中ゆっくりできる非日常を感じられる空間づくりを常に考えているのだとか。
沖縄のソウルフードや多国籍料理が「どん!」とのったライスボウル
店名にも入ったライスボウル。一瞬どんな料理なのか想像しにくかった私ですが、つまりは「どんぶり」のことです。ビーチに持って行きやすく、お腹いっぱいになれて南国気分も味わえる華やかな見た目のご飯とは!?と考えた末に、この店オリジナルのレシピにて「ライスボウル」が誕生しました。
沖縄産の新鮮なマグロと海ぶどうが賑やかにのったハワイのソウルフード「アヒポキ」。
ごま油の香りがぐっと食欲を刺激します。つやつやの卵をめがけてスプーンをいれ、豪快に混ぜたらマグロと海ぶどうも一気に頬張りましょう。醤油とごま油の風味が絡み合い、海ぶどうの食感も楽しいです。
ライスボウルのメニューは全部で6つ。
沖縄のソウルフード「タコライス」に、アグー豚の生姜焼きがのった「アグーポークライス」。地元の今帰仁商工会が開発した「ドラゴンフルーツカレー」は、店内でレトルト商品の購入も可能です。
その他にも南国らしい料理が並びます。トッピングはアボカド、目玉焼き、フライドオニオンの3種類。
乙女心をくすぐる見た目の「ピタヤボウル」は、沖縄産ドラゴンフルーツを使用。「ピタヤ」とはドラゴンフルーツの別名です。かわいらしい見た目とは裏腹に甘すぎず、爽やかな酸味。だから暑い季節やビーチで食べるのにもぴったりです。
カフェランチをテイクアウト可能!ドライブしながら、ピクニック気分で古宇利島の景色を楽しもう
ライスボウルファクトリーのメニューは、サイドメニューやドリンクも充実。すべてテイクアウトOKなので、海水浴の途中に海辺で青空ランチ、なんてのもおすすめです。
そして、わたしの視線が釘づけになったのがドリンクメニューのこの辺り。そうそう、海だったらこれ!と共感できる軽い味わいのオリオンビールや、コロナビールなどが並びます。
せっかく天気がいいのでビーチで食べたいと思い、タコライスをテイクアウト。そして、タコライスと海にあう飲み物といえば!?
即決で選んだのが、オリオンビールです。
気持ちよく晴れた早春の空。周囲に広がる古宇利島の海。手元には出来たてのライスボウル!とくれば、ビールを選ばずにはいられませんでした。
BLUE GARDENの敷地から徒歩30秒ほどでビーチに到着します。オリオンビールとライスボウルをもち、いそいそとビーチへ。
ありがたいことに、今日は車の運転手ではないため、遠慮なく海辺で1杯だけ。
・・・最高です!!
タコライスには、木村さんおすすめの「アボカド」をトッピング。
タコライスにアボカド…!!
この組み合わせは初めてですね。ホットソースのスパイシーな味付けにまろやかなアボカドとチーズがあう〜。そしてビールもあう〜!
ここは天国かな・・・。
あたりを見渡すと、白い砂浜に青いグラデーションの海。紛れもない天国でした。
「1日中、古宇利島で過ごしていると、時計を見なくても太陽の動きや空の色で時間を計って過ごせる。それが魅力的ですね」と話してくれた木村さん。
旅先でゆっくり時間を過ごしたい時は、1日を通して移り変わる古宇利島の景色を探しに行ってみてください。朝の静かなビーチや、昼間の海辺の木陰、夕日に照らされる古宇利大橋を見ながら味わうご飯は、きっと格別です。そこにオリオンビールがあれば、なおのこと最高ですね。
[基本情報]ライスボウルファクトリー
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利島348-1
電話:050-6865-8364
営業時間:11:00〜サンセット
定休日:不定休
駐車場:あり(無料)
https://www.instagram.com/rbf.okinawa/
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