観光
2018.11.26
全長1960mの古宇利大橋と見渡す限りの碧い海!今帰仁村の離島「古宇利島」で食と絶景を巡る
両側にマリンブルーの海が広がる古宇利大橋の先に見えてくる「古宇利島」。隆起したサンゴ礁でできており、周囲約8km面積約3㎢ほどの小さな島です。別名「フイジマ」「クイジマ」と呼ばれ、アダムとイブの物語に似た人類発祥の伝説もあることから「恋島」という当て字が使われており、「恋愛成就の島」としても人気の観光スポットです。
小さい島ながら古宇利ビーチやティーヌ浜、トケイ浜、ピース浜など美しい海が見られる場所がたくさんあり、2005年に古宇利大橋が開通してからはその周囲にたくさんの飲食店や宿泊施設ができました。それでも島の南側には集落が残っており、昔ながらの風景や行事を見ることができます。
また、紅芋やサトウキビ、カボチャなどの栽培やウニ漁が盛んで、島の食材を使った美味しい料理にも出会えます。
58号線から奥武島、屋我地島と渡っていくと、この大きな「古宇利大橋」が見えてきます。全長が1960mにもなるこの橋が開通したのは2005年。戦前は島とクンジャー浜を伝馬船が行き来し、1970年からこの橋が開通するまでは古宇利丸などのフェリーが利用されていたそうです。今では車で気軽に行けるようになりましたね。
古宇利大橋を渡ってすぐのところにある「古宇利島ふれあい広場」。古宇利ビーチがすぐ近くにあるので、ここの無料駐車場はいつもいっぱい。トイレやシャワーもあり便利に使えます。また、古宇利島の特産品も販売しているのでお土産も探せますよ。
ふれあい広場から少し歩くと古宇利ビーチに到着します。浅い海が遠くまで続いているので、比較的安全に海水浴を楽しめますよ。筆者は橋ができて間もない頃にここに来て、離島ならではの美しい海にとても感動しました。
夜になると辺りの明かりはほとんど消えるので、星空も綺麗に見えますよ。
古宇利ビーチから少し歩くと、ほとんど人のいないビーチにたどり着きます。ここではヤドカリや魚などの生き物を見ることができましたよ。
さらに島をぐるーっと回ってみましょう。島の北側には綺麗なビーチがたくさんあり、不思議な形をした岩が見られます。
こちらは嵐のCMに登場し話題となったティーヌ浜の「ハートロック」。2つの岩が重なるとハートの形に見えます。これを見ると恋愛運が上がるとか上がらないとか?
続いてトケイ浜のポットホール。ポッカリと穴のあいた珊瑚石灰岩は古宇利島のいたるところで見られますが、どうしてこのような穴があいたのかは分かっていないそう。
集落の中の細い道を進んでいくと「アマジャフバル農村公園」にたどり着きます。ここには18世紀ごろに使われていたという遠見番所跡があり、当時は唐船や外国船が来るとここで狼煙をあげて首里王府へ伝えていたと言います。公園には遊歩道と多目的トイレがあり、ゆっくりと過ごすことができますよ。
古宇利ビーチの近くにある「古宇利島ビーチサイド」。サンゴを使ったアクセサリーが人気です。お土産にも喜ばれそう。気さくな店員さんがオススメのお店も教えてくれますよ。営業時間は11:00〜夕暮れまで。
古宇利島ビーチサイドの店員さんに紹介されて向かったのが「古宇利島カフェ」。一押しの「島プリン560円(税込)」はクリームチーズのような食感で、ほろ苦のカラメルと黒糖の自然な甘さが絶妙にマッチ。ミネラルが豊富な海の水で割った「シークワーサー生搾り550円(税込)」と一緒にどうぞ。営業時間は11:00〜夕暮れまでで不定休。お問い合わせは080-2774-4609。
島を周っていると、超お客さんが並んでいるお店を見つけました。オシャレなフードトラックで営業する「KOURI SHRIMP」。「オリジナルガーリックシュリンププレート1,080円(税込)」のピリッと効いたガーリックがご飯とメッチャ合いますね。2Fでイートインができて、ドリンクも販売してました。営業時間は11:00〜17:00。お問い合わせは0980-56-1242まで。
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