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食事

2018.05.21

自然の醍醐味と優雅な島時間!南城市の「山の茶屋・楽水」で滋味あふれる沖縄料理を

草花のしげる101段の階段を上って行くと、山小屋風のお店が見えてきます。道のりは長いですが、豊かな自然や美味しい空気を味わいながら歩くとあっという間です。途中に休憩所があり、杖も借りられるので安心。店内には創業者の稲福さんと20年来のお付き合いがある画家、野津唯市さんの原画が飾られています。沖縄の神話や昔の人々の暮らしを描いており、その力強い筆使いは圧巻。「100年先まで大事にしていきたい。」と稲福さんは語ってくれました。

店内にいながら外の自然を感じられるよう、壁には山の岩肌を利用しています。観葉植物のポトスが絡みつき、岩の間からは自然と草木が生えてきて雄大な雰囲気を醸し出しています。

数あるメニューの中でも特に人気なのが「さちばる定食1,350円(税別)」です。酵素玄米は3段階の火力で仕上げる長岡式で炊き込まれており、玄米とは思えないほどもちもちでふわふわです。そのほか、ゆし豆腐や季節の野菜天ぷらも絶品。11時から15時のランチタイム限定メニューです。

沖縄の長寿の秘訣とも言われる薬草「雲南百薬」を麺に練りこんだ「楽水そば800円(税別)」。麺を啜ると、甘さを伴った爽やかな薬草の香りが喉の奥まで広がります。丸1日漬け込んだ昆布とカツオの出汁がきいたスープが最高に美味しい。

耳を澄ませば聞こえてくる、鳥のさえずりと木々のざわめき。取材した日はあいにくの雨模様。憂鬱な雨音も、ここで聴けば心落ち着くメロディになります。

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始まりは「ちかざん茶屋」という5坪ほどの小さなお店でした。「この南城市の壮大な自然を堪能しながら、ゆったりとくつろげる場所を」とできたのがこのお店です。緑あふれる長い階段を上ると見えてくる「山の茶屋・楽水」。山の岩肌を利用した店内から見渡す青い海。そんな心癒される空間でいただくのは、創業者の稲福さんが愛情を込めて作ったメニューです。「お母さんなら、身体に気を遣ってこんなご飯を作ってくれるはず。」できるだけ体に負担がかからないよう、肉やお魚を使わず県産野菜などを中心に取り入れた滋味あふれる沖縄料理は、旅の疲れも一度に吹き飛ぶほど栄養満点です。今回紹介した料理のほか、石窯で焼き上げる本格ピザも大人気。この安らぎをもっと堪能したくなったら、完全予約制の宿泊施設「ヴィラ さちばるやーどぅい」でヨガやリラクゼーションを楽しむのもいいかもしれません。詳しくは公式ホームページをチェックしてみてください。

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創業者    稲福 米子 (いなふく よねこ)

1955年沖縄県生まれ。1990年に「ちかざん茶屋」というお店を始めて以来、浜辺の茶屋、山の茶屋・楽水と人気のお店を次々とオープンさせる。お店から見える海や森の空気が若さの秘訣。

その他メニュー/バジル冷麺800円、サトウキビご飯のコジャタコライス800円、さちばるピザ800円、アーサシソピザ800円、カフェ・オ・レ550円、アサイーヨーグルト550円、手作りデザート400円    (税別)

[基本情報]山の茶屋・楽水
住所:沖縄県南城市玉城19-1
営業時間:11:00〜18:00(L.O.17:00)
※月曜は10:00から開店

電話:098-948-1227
定休日:木曜
駐車場:あり
クレジットカード:可
煙草:禁煙
http://yama.hamabenochaya.com/menu/

池原盛輔
この記事を書いた人池原 盛輔
某県内情報誌の社員を経てフリーカメライターへ。美味しいと噂のお店に出没します。好きなのはカメラ、車、アニメ、格闘技。総合、空手、剣道、茶道の経験あります。旅に出たい今日この頃。 このライターの記事一覧

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