体験
2021.03.06
福岡で明太子ざんまい!博多をまるっと楽しめる「博多の食と文化の博物館ハクハク」でオリジナル明太子を作ろう
福岡名物のひとつ「明太子」。ただ一口に明太子といっても形・味付け・食べ方は様々で、現地の人でもどれを選んでよいか迷うほど種類が豊富です。
「自分にぴったりな明太子に出会いたい!」そんな贅沢な思いに応えてくれる場所が、福岡市東区にあります。今回は日本ではじめて“味の明太子”を販売した「ふくや」が運営する「博多の食と文化の博物館 ハクハク」をご紹介します。
目 次
明太子と博多がもっと好きになる!博物館へGO
「博多の食と文化の博物館 ハクハク」は博物館というだけあって、明太子だけでなく、博多の歴史や文化も学ぶことができるアミューズメントパーク。
「見る・学ぶ・触れる・体験する・食べる・買う」を一度に体験でき、ミニゲーム等もたくさんあるため、お子様連れも1日中楽しめる場所です。入場料も大人(中学生以上)300円、小学生以下は無料とリーズナブル。
激辛!?マイルド?自分好みの明太子を作ってみよう!
ハクハクで大人から子供まで人気なのが、自分の好みの辛さ・味で明太子を作ることができる「my 明太子づくり体験」です。1名から受付可能で、体験料金はたらこ3本(約100g)で1500円。※2021年4月以降は2000円に価格改定。
体験時間は約30〜40分間、午前・午後の指定された時間帯から体験時間を選ぶことができます。人気のため、早めの予約がおすすめ。(ご予約はホームページ専用フォームから)
味の明太子の材料として使っている塩たらこは、雑味がなく旨味をしっかり感じられる最高級原料として知られています。選りすぐりの“たらこ”のみを使用し、その選定率は獲れた全体量の10分の1とも言われています。それらを使っての「明太子づくり」、最高の明太子ができる予感に胸も高鳴ります。
専用のマスクと帽子をかぶって、体験スタート!
たらこを破らないように慎重に・・・
ハクハクのスタッフより丁寧な説明があり、工程を確認しながら進めていくため、子供たちも自分の力で作ることができます。
明太子の味の決め手はたらこを漬ける調味液。唐辛子やゴマ・ブラックペッパーなどを入れ、オリジナルの調味液を作っていきます。辛さに不安がある人も「標準的な辛さはこのくらい」と教えてもらえるため安心です。
辛くない明太子には、旨味や風味はそのままの辛味成分を抑えた唐辛子を使用します。
また、このたらこを漬け込んだ後の調味液も、明太子を取り除いた後は料理に使えます。これは手作り体験でしか味わえない特典のひとつ。ちなみに、唐揚げにかけると美味しいですよ。
漬け込んだたらこを、明太子として食べることができるのは2日後。手作りのため、出来上がりの楽しみもひとしおです。
手作り明太子をお土産にしたい方は、売店で専用箱も購入できます。作りながら明太子について、さまざまなことが学べるため、夏休みは子供の自由研究として訪れる人も多いようです。
明太子づくり体験以外に、明太子をイメージした「食品サンプル体験」も可能。おもわず食べてしまいそうなリアルな樹脂サンプルをひとつ500円で作成できます。(ご予約はホームページ専用フォームから)
ハクハクでしか手に入らないレア明太子を探そう
お土産コーナーのラインナップの多さは、さすが「ふくや」。試食しながら商品を選ぶことができるのも嬉しいところ。
※現在は新型コロナウィルス感染症のため試食は休止しています。
また、ここでしか手に入らないのが、最高級の材料で作っている「ハクハク限定明太子」。
北海道でも有名な希少価値の高い噴火湾産のたらこと、長崎県五島列島産の唐辛子を使用した贅沢な逸品です。ほかにも「工場直送の皮付きばらこ」は、他にはないお買い得価格で手に入れることができます。
ハクハクオリジナルグッズや博多織や博多人形など、福岡を代表するお土産も販売しています。
コロナの影響で、最近は日持ちのする明太子の缶詰が人気。缶詰など重たいものをたくさん購入しても、お土産はショップから全国へ配送できるため安心です。
隣接したカフェでは明太子定食や明太茶漬け定食を食べることができ、明太子をたっぷり楽しめます。
とくに工場限定「明太フランス」は焼き立てを食べることができる大人気の品。明太フランス1本 テイクアウト360円(税込)、イートインは1本367円(税込)で販売しています。
工場見学から昭和20年代の「ふくや商店」再現まで
工場見学では、実際に動いているラインに沿って、明太子ができる過程を見ることができます。
工場見学の終盤には、昭和20年代の「ふくや中州市場店」を再現したブースもあり、まるでタイムスリップしたような気分に。今では見ることのない当時の趣に、昭和を感じることができる良い機会になるはずです。
工場見学をしながら、ところどころにミニゲームやスタンプラリーもあり、大人から子供まで楽しめる工夫が詰め込まれています。
穴場発見!ふくやの「ゆるキャラ」に注目!
工場見学に行く時にお迎えしてくれるのが、ふくやのゆるキャラ「かわりみ千兵衛さん」。
中でも千兵衛さんロボキャッチャーは、独特の動きと声が他のゲームにはない面白さ!カプセルをうまく運べると、ハクハクオリジナルグッズがもらえます。
明太子だけでない博多の街の魅力を堪能
博多の「祭り」「食」「工芸品」が展示されているブースもハクハクの見所です。
博多を代表する祭りである博多祇園山笠、筥崎宮放生会(ほうじょうや)、博多どんたく港まつり。それらを紹介するコーナーには映像コーナーが常設され、山笠を3D映像で楽しむことができます。威勢のいい声を聞きながら、祭りに参加しているような臨場感を味わえるのはここだけ。
また、祭りと深く関わっている工芸品コーナーは、目を奪われる工芸品の数々。祭りも工芸品も、どちらも博多の「心」をじっくりと感じることができる場所です。
博多の「食」を展示しているコーナーでは、明太子以外の水炊き・博多ラーメン・もつ鍋のルーツを紹介。ほかにもうどん・そば・羊羹なども福岡の歴史と深いつながりがある食べ物についても学ぶことができます。
ここで食を学べば博多名物を求めて、さっそく福岡の街に繰り出したくなるはず。そんな思いを察してか、食のパンフレットもたくさん設置され、持ち帰ることができます。
アツアツの白ごはんにのせて食べると、何杯でも食べられる明太子。だからこそ福岡に来た際は「コレ!」という逸品と出会いたいもの。
「博多の食と文化の博物館 ハクハク」では、明太子の魅力に触れ、博多の心にも浸ることができます。まずは明太子と博多を知るならここからスタート。あなただけのお気に入りが必ず見つかるはずです。
持ち帰ってから、冷蔵庫で2日間寝かせた後にできた手作り明太子。粒が際立っていて旨味たっぷりの「最高の明太子!」でした。
[基本情報]味の明太子ふくや 博多の食と文化の博物館ハクハク
住所:福岡県福岡市東区社領2-14-28
電話:092-621-8989
営業時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
※工場の稼働は15:00前後までです。
定休日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日休館)、年末年始
※別途施設メンテナンスなどで休館になる場合があります。
駐車場:あり
アクセス:吉塚駅からタクシーで5分
博多駅からタクシーで15分
入館料:大人(中学生以上)300円、小学生以下無料
URL:https://117hakuhaku.com/
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