観光
2021.07.26
深く知って好きになる。札幌の博物館13選
日本の中でも、気候や文化が特殊な北海道。今回は札幌にある博物館を13カ所ご紹介します。さまざまな資料を実際に目にすることで、札幌の歴史や自然、文化について深く知ることができるでしょう。
札幌の博物館「北海道博物館」
北海道の自然や歴史、文化を紹介する総合博物館が、北海道博物館です。
道民がこれまで自然とどう関わってきたか、移住者の暮らし、そしてアイヌ民族の文化などを、資料を通して知ることができます。これらの貴重な資料を基にしたテーマ別の展示は壮大なスケールです。
「新札幌駅」からバスに乗り「北海道博物館」で下車。総合展示室への入館料は600円(大人)となっています。
[基本情報]北海道博物館
住所:北海道札幌市厚別区厚別町53-2
電話:011-898-0466
開館時間:[5月〜9月]9:30〜17:00、[10月〜4月]9:30〜16:30
定休日:毎週月曜日(祝日・振替休日の場合は直後の平日)、年末年始(12月29日〜1月3日)、このほか臨時休業あり
駐車場:あり
札幌の博物館「さっぽろ雪まつり資料館」
半世紀以上にわたって開かれてきた、さっぽろ雪まつりの歴史を知ることのできる資料館が、さっぽろ雪まつり資料館です。
「さっぽろ羊ヶ丘展望台」の一角にあり、これまでの雪まつりを振り返るパネルや写真、雪像模型などが展示されています。イベントの賑わいや臨場感を、資料を通して感じることができるようになっています。
「福住駅」からバスに乗り「羊ヶ丘展望台」で下車。入館料は530円(大人)。札幌の代名詞を体感したい方におすすめです。
[基本情報]さっぽろ雪まつり資料館
住所:北海道札幌市豊平区羊ケ丘1 さっぽろ羊ヶ丘展望台内
電話:011-851-3090
開館時間:9:00~17:00
定休日:なし
駐車場:あり
札幌の博物館「サッポロビール博物館」
サッポロビールの歴史を体感できる、日本で唯一のビールに関する博物館がサッポロビール博物館です。
約50分間の見学ツアーが用意されており、500円(大人)で参加できるようになっています。
追加料金を払えば、工場から直送されたビールを実際にテイスティングできるコーナーもあり、ビール好きの方にはとてもおすすめのスポットです。
「札幌駅」からバスに乗り「サッポロビール園」下車すぐ。アクセスも良好です。
[基本情報]サッポロビール博物館
住所:北海道札幌市北7条東9丁目1-1
電話:011-748-1876
開館時間:11:00~18:00
定休日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日
駐車場:あり
札幌の博物館「札幌市資料館(旧札幌控訴院)」
札幌の歴史や文化、アート等、様々な展示が行われているスポットが、札幌市資料館です。
建物は、かつて裁判所として使用されていた歴史的建造物。復元された法廷が展示室として開かれており、独特の雰囲気を楽しむことができます。
歴史を感じさせるステンドグラスやらせん階段など、建築ファンには有名な美しい内装も魅力の一つです。
JR北海道バスに乗り「北1条西12丁目」で下車し、徒歩2分。入館料は無料です。
[基本情報]札幌市資料館(旧札幌控訴院)
住所:北海道札幌市中央区大通西13丁目
電話:011-251-0731
開館時間:9:00~19:00
定休日:毎週月曜日・年末年始(12/29~1/3)
※月曜祝休日の場合はその翌平日休館
駐車場:一般の方の駐車は不可
札幌の博物館「北海道開拓の村」
北海道開拓の村は、北海道が開拓された時代の産業や生活、文化を伝える歴史的建造物を体感することのできる、野外博物館です。
明治~昭和初期に建築された北海道各地の建造物52棟を通して、開拓当時の人々の暮らしぶりや努力を知ることができます。
アクセスは、JR北海道バスに乗り「開拓の村」で下車。大人は800円で入場することができます。
[基本情報]北海道開拓の村
住所:北海道札幌市厚別区厚別町小野幌50-1
電話:011-898-2692
開館時間:[5月~9月]9:00~17:00、[10月~4月]9:00~16:30
定休日:[5月~9月]無休、[10月~4月]月曜(祝日の場合は翌火曜)、年末年始
駐車場:あり
札幌の博物館「北海道鉄道技術館」
北海道の鉄道技術が培ってきた歴史と文化を体感できるスポットが、北海道鉄道技術館です。JR北海道のスタートと共に開設されました。
館内では、車両の技術的な資料や機器、写真などが展示されている他、運転を体験できるコーナーも設置してあります。鉄道好きの方にとっては、とても魅力的な空間。
バスで「苗穂工場前停留所」から徒歩5分。入館料は無料です。
[基本情報]北海道鉄道技術館
住所:北海道札幌市東区北5条東13丁目(JR北海道苗穂工場内)
電話:011-721-6624
開館時間:毎月第2・第4土曜日13:30~16:00
駐車場:あり
札幌の博物館「千歳鶴酒ミュージアム」
千鶴酒ミュージアムでは、札幌の地酒「千鶴酒」の酒づくりに関する、歴史や文化を知ることができます。
資料展示コーナーでは、実際の酒づくりで使われた木の桶や、酒造工程などを見ることができます。試飲カウンターも設置されており、醸造酒が好きな方にはたまらない空間となっています。
地下鉄「バスセンター前」から徒歩5分。入場は無料で、全国から多くの人が訪れる人気スポットです。
[基本情報]千歳鶴酒ミュージアム
住所:北海道札幌市中央区南3条東5丁目1
電話:011-221-7570
開館時間:10:00~18:00
定休日:年末年始
駐車場:あり(施設利用で割引あり)
札幌の博物館「渡辺淳一文学館」
北海道出身の直木賞作家である、渡辺淳一氏の文学と創作活動を紹介する施設が、渡辺淳一文学館です。
建物は、世界的建築家の安藤忠雄氏が設計しており、洗練された印象を与えます。館内では渡辺氏の直筆原稿や秘蔵品を展示した展示室や、全著作を揃えた図書室があり、文学好きには必見のスポットです。
市電「中島公園通」より徒歩3分、一般300円で入館可能です。
[基本情報]渡辺淳一文学館
住所:北海道札幌市中央区南12条西6丁目414
電話:011-551-1282
開館時間:夏期(4~10月)9:30~18:00、冬期(11~3月)9:30~17:30
※入館は閉館の30分前まで
定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場:あり
札幌の博物館「エドウィン・ダン記念館」
エドウィン・ダン記念館は、明治期に北海道開拓を任されたアメリカ人指導者の一人、エドウィン・ダンの功績を紹介した記念館です。
展示室では、ダンが実際に残した実績の他に、当時の苦労エピソードも数多く紹介しており、ダンの人柄を感じることができます。
地下鉄「真駒内」で下車し、徒歩9分。入館料は無料です。
[基本情報]エドウィン・ダン記念館
住所:北海道札幌市南区真駒内泉町1-6
電話:011-581-5064
開館時間:9:30~16:30
定休日:夏期(4月1日〜10月31日)水曜、冬期(11月1日〜3月31日)月曜〜木曜、年末年始
駐車場:なし
札幌の博物館「札幌市豊平川さけ科学館」
札幌市豊平川さけ科学館は、サケの生態を学ぶことのできる施設です。
約20種類のサケ科魚類が水槽展示されている他、屋外ではサケが産卵する様子を観察できるコーナーが用意されています。生き物好きな方におすすめのスポットです。
バスに乗り「真駒内競技場前」で下車し、徒歩4分。入館料は無料です。
[基本情報]札幌市豊平川さけ科学館
住所:北海道札幌市南区真駒内公園2-1
電話:011-582-7555
開館時間:9:15~16:45
定休日:毎週月曜日(祝休日の場合は次の平日)、年末年始(12/29~1/3)
駐車場:あり(有料期間あり)
札幌の博物館「札幌市水道記念館」
札幌市水道記念館は、私たちが普段口にしている水や自然の大切さを体感することのできるスポットです。
水道水の全貌を理解できるゾーンや、札幌の水道施設についての情報を知ることができるゾーンなどがあります。いずれも自らの体を動かして学ぶことができる、体験型のミュージアムです。
市電の「ロープウェイ入口」から徒歩15分、入館は無料です。
[基本情報]札幌市水道記念館
住所:北海道札幌市中央区伏見4丁目
電話:011-561-8928
開館時間:9:30〜16:30
定休日:月曜日(月曜が祝日の場合はその直後の平日)
駐車場:あり
札幌の博物館「札幌市青少年科学館」
札幌市青少年科学館は、宇宙や科学について学ぶことのできる、科学をテーマとした体験型の博物館です。
積雪寒冷地ならではの低温展示室や人工降雪装置が特徴的。プラネタリウムやサイエンスショー等、子どもが喜ぶコーナーも充実しています。
地下鉄・JR「新さっぽろ駅」で下車し正面。入館料は展示室が700円、プラネタリウムが500円(いずれも大人)。
[基本情報]札幌市青少年科学館
住所:北海道札幌市厚別区厚別中央1条5丁目2-20
電話:011-892-5001
開館時間:[5月〜9月]9:00~17:00、[10月〜4月]9:30~16:30(入館は閉館の30分前まで)
定休日:毎週月曜日(祝日の場合は開館)、毎月最終火曜日、祝日の翌日、 特別展最終日の翌日、12月27日〜翌年1月4日まで、そのほか臨時休館あり
駐車場:なし、提携駐車場あり(アークシティ駐車場:最初の2時間まで無料)
札幌の博物館「サッポロピㇼカコタン(札幌市アイヌ文化交流センター)」
サッポロピㇼカコタンは、アイヌ民族の生活や歴史、文化等を楽しく学ぶことのできる、体験型の施設です。
アイヌ民族の伝統衣服や伝統工芸品が数多く展示されており、展示品は手にとって見ることができます。また、アイヌ民族が生活していた家屋を再現した空間では、かつての生活の雰囲気を感じることができます。
バスに乗り「小金湯」から徒歩6分。展示室観覧の際のみ200円(一般)が必要です。
[基本情報]サッポロピㇼカコタン(札幌市アイヌ文化交流センター)
住所:北海道札幌市南区小金湯27番地
電話:011-596-5961
開館時間:8:45-22:00(展示室と庭園は9:00-17:00まで)
定休日:月曜、祝日、毎月最終火曜日、年末年始
駐車場:あり
今回紹介した札幌の博物館のマップ
札幌の工場見学スポット
札幌の穴場観光スポットまとめ
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