ブルーに紫、オレンジ、赤、ピンク…時間とともに次々と表情を変えていく夕方の空。あたたかい光に包まれながら夕日を眺めていると、不思議と癒されたり温かい気持ちになったり。自然のパワーをチャージできる時間ですよね。
北海道は、世界でも有名な夕日が美しい場所。中でもおすすめのスポットをご紹介します。

北海道の絶景夕日スポット「幣舞橋」釧路市

「札幌の豊平橋」、「旭川の旭橋」と並ぶ北海道三大名橋のひとつであり、日本百名橋のひとつにも数えられている幣舞橋。釧路市街地のシンボルでもあります。特に3月と9月はベストシーズンで、太陽との距離が1番近い時期。「道東四季の像」をシルエットにして写真を撮ってみてくださいね。
夕日に染まる釧路港を眺めた後は、夜景も楽しめますよ。夕日に夜景にと、夜の散策にはぴったりの場所です。

［基本情報］幣舞橋（ぬさまいばし）
住所：北海道釧路市北大通
電話：0154-31-1993（釧路観光コンベンション協会）

世界三大夕日に選ばれる「釧路の夕日」

インドネシアのバリ島、フィリピンのマニラ、そして北海道の釧路は「世界三大夕日」といわれています。世界の港を転々としてきた船乗りたちの間で話題になるほどの美しさ。
釧路は市街地の奥に湿地が広がっているため、空気中の水蒸気が豊富。空が濃く鮮やかに染まる気象条件に海に沈むロケーションも相まって、こんなに美しい空を見せてくれるのですね。最も美しく見える時期は秋から冬にかけて。空気が澄んでいるほど美しい景色を見ることができます。海に沈んだあとの「マジックアワー」も見どころ。様々な表情を見せる釧路の空から目が離せません。

北海道の絶景夕日スポット「天に続く道」斜里町

果てしなく続く直線道路が28.1kmにも及ぶ「天に続く道」。その名の通り、天まで続いているように見え、遠くにはオホーツク海も望めます。時期によって夕日の場所が変わりますが、9月下旬〜10月上旬頃は道の真ん中に沈んでいく様子が見られますよ 。 時期とタイミングを狙って訪れてみてくださいね。

［基本情報］天に続く道
住所：北海道斜里郡斜里町峰浜
電話：0152-22-2125（知床斜里町観光協会）

北海道の絶景夕日スポット「厚田展望台」石狩市

夕陽の名所であるとともに、プロポーズやロマンチックな観光施設・地域100ヵ所を選定する「恋人の聖地」プロジェクトで、北海道で初めて認定されています。「誓いの鐘」や、恋人たちが固く結ばれることを願い南京錠を取り付けるフェンスや、バニラといちごの「恋人ソフトクリーム」が人気。

［基本情報］厚田展望台
住所：北海道石狩市厚田区厚田
電話：0133-72-3167（石狩市商工労働観光課 観光担当）

北海道の絶景夕日スポット「豊岬 金比羅神社」初山別村

海の中にこぢんまりと佇む朱色の鳥居と、海・空の青色が美しいスポット。鳥居から夕日がのぞく様子は絶対にカメラに収めたいところ。自然と鳥居が織りなす神秘的な光景はまさに「絶景」の一言。
お天気が良いと夏の天の川もはっきりと見えるので、夜まで楽しめますよ。無人の神社ですが、「しょさんべつ温泉ホテル　岬の湯」にて御朱印もいただけます。近隣には「しょさんべつ天文台」や「みさき台公園 オートキャンプ場」、「豊岬海水浴場」等アウトドア体験も楽しめます。

［基本情報］豊岬 金比羅神社（とよみさき こんぴらじんじゃ）
住所：北海道苫前郡初山別村豊岬
電話：0164-67-2211（初山別村 役場）

北海道の絶景夕日スポット「サロマ湖」北見市

サロマ湖の付近には展望台や道の駅など様々なスポットがあります。夕日の時間に特におすすめなのが「キムアネップ岬」。サロマ湖の中心に突き出たように伸びており、絶景の夕日スポットです。
「ワッカ原生花園」ではレンタル自転車を借りることができ、「右は海、左は湖」という珍しい風景を味わうことができますよ。

［基本情報］サロマ湖
住所：北海道常呂郡佐呂間町字浪速（サロマ湖展望台）
電話：01587-2-1200（佐呂間町役場 経済課商工観光係）

北海道の絶景夕日スポット「ノシャップ岬」稚内市

礼文島と利尻島、そして夕日を同時に望めるノシャップ岬。時間とともに浮かび上がる立派な利尻山のシルエットはダイナミックで欠かせない見どころ。
周囲には「幻の魚」といわれている「イトウ」を間近に見られる寒流水族館もあるので、一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

［基本情報］ノシャップ岬
住所：北海道稚内市ノシャップ2
電話：0162-23-6468（稚内市役所建設産業部観光交流課）

北海道の絶景夕日スポット「メルヘンの丘」大空町

絵本の世界に飛び込んだような風景が広がり、7本のカラマツがさらに童話のような雰囲気を醸し出しています。畑が広がっていてまさに「北海道の田園風景」といった雰囲気。花が咲き、木は緑の葉をつけ、冬は雪景色…と四季折々、そして朝昼夜、違う景色が楽しめます。黒澤明監督の映画「夢」のロケ地にもなった場所です。空港から10分とアクセスが良いのもポイント。
また、車ですぐの場所に「道の駅 メルヘンの丘」があり、買い物や飲食が楽しめます。

［基本情報］メルヘンの丘
住所：北海道大空町女満別昭和
電話：0152-74-4323（オホーツク大空町 観光協会）

北海道の絶景夕日スポット「トドワラ」別海町

立ち枯れしたトドマツ林のシルエットと夕日が織りなす、感慨深い風景を見ることができます。現在は、海水による浸食や嵐、暴風によりほとんど木々が残っていません。いずれはなくなってしまうため、早めに訪れることをおすすめします。トラクターバスやネイチャーガイドさんによるツアーもあります。

［基本情報］トドワラ
住所：北海道野付郡別海町野付
電話：0153-82-1270 （野付半島ネイチャーセンター）

北海道の絶景夕日スポット「啄木小公園」函館市

その名の通り、石川啄木像が建つ公園。啄木像のバックに広がる大森海岸は、歌にも綴るほどお気に入りで散歩コースだったそう。海と函館山を背負うように建っており、カメラの設置台もあるので一緒に写真に映ることができます。砂浜に降りていくこともできるので、波と戯れながら夕日を楽しめます。
すぐお隣には「哀愁テーマパーク 土方・啄木浪漫館」があります。実像ロボットやワイドスクリーンを用いた世界観で、明治時代の函館を感じることができますよ。

［基本情報］啄木小公園
住所：北海道函館市日乃出町25
電話：0138-23-5440（函館市観光案内所）

北海道の絶景夕日スポット「祝津パノラマ展望台」小樽市

海が広がる絶景はもちろん、岬や、おたる水族館の野外施設なども一緒に見下ろすことができます。また、南方向へ目を向けると祝津の集落を、西側へ目を向けると崖を一望でき、様々な表情を楽しむことができます。おたる水族館からは徒歩10分の距離なので、お散歩がてら少し足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

［基本情報］祝津パノラマ展望台
住所：北海道小樽市祝津3丁目
電話：0134-32-4111（小樽市 観光振興室）

今回紹介した北海道の夕日スポットの場所

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