食事
2021.05.10
わっぜうまか!鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物18選
本州の最南端に位置し、奄美大島や沖縄からの影響を受けた鹿児島の郷土料理。
地元の人々の手によって大切に受け継がれ、鹿児島県民の熱い思いにより、おいしく進化してきました。シンプルだけれど、忘れられない鹿児島の味をしばしご堪能ください。
目 次
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物 – 肉類
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物「黒豚しゃぶしゃぶ」
かごしま黒豚は、明治時代にイギリスから入ったバークシャー種との交配が始まり。さつまいもを与えることにより、一般的な豚肉と比べてアミノ酸が多いため、食べたときに甘味やうま味を感じやすいのが特徴です。
しゃぶしゃぶにすると、口の中でとけるようなやわらかい最高品質の鹿児島黒豚の味を一番堪能できるお料理です。
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物「黒豚とんかつ」
肉厚で甘味や旨味のつまったお肉は、コクがあるのにさっぱりしています。黒豚ロースかつ、黒豚ヒレかつ、黒豚バラかつなど、ジューシーなお肉をサクサクの衣で包み、塩やソース、みそだれ、ゆずみそだれ、しょうゆだれなどでいただきます。
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物「地鶏の鳥刺し」
鹿児島では、少なくとも江戸時代から新鮮な地鶏のモモ肉やムネ肉を刺身で食べる習慣があります。
「鳥刺し(タタキ)」の食べ方は、南九州特有の濃厚な甘口しょうゆや、ポン酢でさっぱりいただくなど。どれも肉の旨味が口いっぱいに広がり絶品です。
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物 – 魚介類
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物「きびなごの刺身」
鹿児島県南部の方言で帯のことを「きび」、小魚のことを「なご」ということから、縞もようのこの小さな魚のことを「きびなご」と呼ぶようになったそうです。
お刺身は、素手で開いたきびなごを半分にたたみ、菊の花のようにきれいに並べます。一般的には酢味噌で食べますが、お好みでショウガ醤油でいただくことも。
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物「かんぱち漬け丼」
まぐろよりも身が引き締まっていて、ぷりぷり食感の「かんぱち」。特性のタレは、とろっとして少し甘味がある九州の醤油から作られています。
「かんぱち漬け丼」は一年中楽しめますが、特に冬は脂がのっていておいしいですよ。
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物「かつお料理」
鹿児島県枕崎市の「ぶえん鰹」の漁法は、伝統的な一本釣り。船上で血抜き処理が行われるため、生臭さがなくきれいな赤身をしています。
刺身やタタキ、そして頭をまるごと味噌煮にする「びんた料理」など、さまざまな料理が楽しめます。
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物「うなぎ」
実は、国内の養殖うなぎの約40%を占めているのが鹿児島県です。シラス台地からの高品質な水と、鹿児島の温暖な気候、改良された餌のおかげで、泥臭さがなく味の良いうなぎが育ちます。
そのため、鹿児島ではさまざまなバリエーションのおいしいうなぎ料理がお楽しみいただけます。
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物「さつま揚げ」
薩摩藩の島津斉彬公が琉球を統治していた時代、琉球との交流がすすみ「油で揚げる」技法が入ってきます。これがさつま揚げの始まりだと言われています。
鹿児島市内を観光中、小腹が空いたら迷わず揚げたてのさつま揚げを食べ歩いてみてはいかがでしょうか。
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物 – 汁物
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物「かごしまラーメン」
博多ラーメンや熊本ラーメンと並ぶ、九州三大ラーメンのひとつである鹿児島ラーメン。
豚骨ベースの白濁スープ、ストレートの細麺が基本となり、各店舗によりこだわりの味が楽しめます。付け合わせは、大根の漬物が定番です。おろしにんにくをトッピングして召し上がれ。
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物「さつま汁」
鶏肉や野菜をたっぷり入れたお味噌汁。江戸時代に闘鶏で負けた鶏をその場でしめ、野菜と一緒に煮て食べたのが始まりと言われています。その後も、特別な日に鶏をしめてお祝いごとで振る舞われていました。具だくさんで体が温まる一品です。
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物「ぼっけ鍋」
天孫降臨の地で有名な霧島。鍋の食材には、霧島熟成神話豚が使われて、その他に旬の野菜、軟骨と豚足、山芋団子やサツマイモの麺が定番です。味噌味、豆乳味、醤油味などお好みでいただきます。ぼっけとは、鹿児島弁で「大胆な、豪快な」という意味があります。
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物 – 丼もの
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物「酒ずし」
酒ずしは、江戸時代からの古い歴史があり、花見やお祝いの席などで食べられていました。酒ずしに欠かせないのが、もろみに灰汁を加えた灰持酒。干し大根やタケノコ、エビ、タイなど春の食材を、灰持酒をまぶしたご飯の上に散らします。
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物「温たまらん丼」
すなむし風呂で名高い指宿温泉の温泉卵を利用した温たまらん丼。「温泉卵=おんたま」と「おいしくてたまらない」をかけ合わせて生まれました。ご飯の上にはこだわりの地元食材をまんべんなく敷き詰めて、すなむし温泉の源泉で温められたとろっとろの温泉卵をかけていただきます!
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物「鶏飯」
鶏飯(けいはん)は、奄美大島を代表する郷土料理で、ご飯の上にほぐした鶏肉、錦糸卵、しいたけ、パパイヤの酢漬け、島蜜柑の皮などを乗せて、鶏ガラスープをかけていただきます。お茶漬けのようにサラサラと食べられる鶏飯は、とてもさっぱりしていて後をひくおいしさです。
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物 – スイーツ
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物「しろくま」
かき氷の白熊は昭和24年に誕生しました。当時は、みぞれかき氷の上にチェリーとレーズン、十六寸豆がのったシンプルなかき氷でした。白熊の顔に似ていることから「白熊」と名付けられました。
現在では、フルーツ盛りだくさんでカラフルな白熊を楽しむことができます。白熊発祥の地、鹿児島市内の「天文館むじゃき」でいただけます。
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物「両棒餅」
両棒餅(ぢゃんぼもち)の歴史は非常に古く、南北朝時代まで遡ります。餅に2本の竹串が刺してあるその形は、武士が刀を差している姿を表していると言われています。みたらし団子に近く、とろっとした甘辛い砂糖醤油の味付けです。
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物「加治木まんじゅう」
鹿児島県姶良市加治木町に伝わる伝統的な和菓子です。小麦粉に甘酒を混ぜこみしっとりとした白い生地で、あんこを包んだ素朴な味わい。戦国武将・島津義弘が、石橋を作る作業員へのお茶請けとして作らせたのがこの和菓子の始まりです。
鹿児島のご当地グルメ・有名な食べ物「あくまき」
あくまきの歴史は諸説ありますが、関ケ原の闘いの際、日持ちのする食べ物として作られました。もち米を一晩灰汁に漬け込みつくった、柔らかい食感のお餅にきなこや砂糖などをまぶしていただきます。各家庭では、端午の節句のお祝いとして作られていました。
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