観光
2021.03.17
マイナスイオンたっぷりの絶景!九州の滝を県ごとにおすすめ
九州エリアの観光といえば、福岡の博多グルメや、湧出量日本一を誇る大分の別府温泉、異国情緒漂う長崎などが人気です。
しかし九州はそれだけでなく、海・川・山など自然が育んだ絶景が各地で見れるのも魅力!
今回は九州各県でおすすめの「滝」をご紹介します。マイナスイオンたっぷりの絶景、リフレッシュに最適ですよ。
[九州]福岡にある絶景の滝
福岡県でおすすめの滝は、糸島市「白糸の滝」、北九州市「菅生(すがお)の滝」、糟屋郡「難所ヶ滝」。
県指定名勝である「白糸の滝」は、岩肌を白糸のように流れる、落差約24mの美しさと迫力を兼ね備えた滝。隣接する「白糸の滝ふれあいの里」まで車で行くことができるので、体力に自信のない方でも気軽に訪れることができます。
北九州市を代表する「菅生の滝」は、市内で落差最大の滝であり、上段の滝は落差約30m。滝の水しぶきが強く、涼しく過ごせるため、夏は渓流遊びに人気のスポットです。
「難所ヶ滝」は約90分かけて登山して、やっと見られる滝ですが、たどり着いたときの景色は息をのむ絶景!標高が高いため1・2月は滝が凍り、迫力ある氷のカーテンと雪景色が楽しめます。
[九州]佐賀にある絶景の滝
佐賀県からは、唐津市「見帰りの滝」「観音の滝」、小城市「清水(きよみず)の滝」をご紹介します。
日本の滝百選に選ばれた伊岐佐川の「見帰りの滝」は、九州一の落差を誇る名瀑。紫陽花の名所としても有名で、6月頃には40種約4万株が咲き、あじさいまつりが開催されます。
同じく日本の滝百選に選定されている「観音の滝」は、水流が激しく落下する様子から「男滝」とも呼ばれるほど豪快な滝。滝壺には由来となる生目観音が祀られ、この水で目を洗うと眼病が治るとか。
名水百選の一つ、清水川の上流にある「清水の滝」は75mの高さから垂直に岩肌を流れています。滝の真下は水しぶきが気持ちよく、マイナスイオンたっぷりです。
[九州]長崎にある絶景の滝
長崎県でおすすめの滝は、西海市「つがね落しの滝」、諫早市「轟の滝」、長崎市「滝の観音」の3カ所。
西海市「つがね落しの滝」は、滝壺の無い珍しい大滝として有名。高さ20mから平らな石に直接流れ落ち、しぶきが飛び散ります。
「轟の滝」は轟渓流にある滝の一つ。轟渓流は名水百選に選定されており、大小30もの滝が連なっています。轟の滝の大きな特徴は、広い滝壺に轟く大迫力の爆水音です。
県指定名勝である「滝の観音」は、長瀧山霊源院境内にあり、周辺には異国風な石像が配置されています。秋には、紅葉スポットとしても人気です。
[九州]大分にある絶景の滝
大分県から紹介する滝は、豊後大野市「原尻の滝」、玖珠郡「慈恩(じおん)の滝」「震動の滝」「龍門の滝」。
日本の滝百選に選定されている「原尻の滝」は、その見た目から「東洋のナイアガラ」とも呼ばれる、幅約120mのダイナミックな滝。滝の前にかかる吊り橋から滝の全貌を見ることができます。
玖珠郡「慈恩の滝」は約30mの落差がある二段滝。滝の裏側へ行くことも出来るので「裏見の滝」とも呼ばれています。
「震動の滝」は、日本の滝百選に選ばれた雄滝と雌滝からなる名瀑。2つの滝を同時に楽しめる「九重“夢”大吊橋」の上からは大パノラマが広がります。
ファミリーにオススメしたい「龍門の滝」は、天然のウォータースライダーが楽しめる滝として有名。キャンプ場も併設しています。
[九州]熊本にある絶景の滝
続いて熊本県からは、阿蘇郡「鍋ヶ滝」「夫婦滝」、阿蘇市「古閑(こが)の滝」をご紹介します。
あのCMのロケ地としても有名な「鍋ヶ滝」は、幅約20mを水がカーテンのように美しく流れます。春には期間限定でライトアップを行っており、その幻想的な姿をひと目見ようと多くの人が訪れます。
「夫婦滝」は、2本の川が同じ場所に流れ落ちる珍しい滝。この様子から出会いの滝とも呼ばれ、縁結びスポットとしても有名です。
阿蘇の冬の風物詩として知られる「古閑の滝」は、真冬になると滝全体が凍り、巨大な氷瀑が見られます。この時期には夜、ライトアップが行われ昼とは違った神秘的な雰囲気に包まれます。
[九州]宮崎にある絶景の滝
宮崎県でおすすめの滝は、都城市「関之尾滝」、児湯郡「矢研(やとぎ)の滝」、西臼杵郡「うのこの滝」。
都城市「関之尾滝」は、大滝・男滝・女滝の3つからなる滝。日本の滝百選の1つであり、ゴツゴツとした岩壁から流れる水流はかなりの迫力です。
同じく日本の滝百選に選ばれている、児湯郡「矢研の滝」は、尾鈴県立自然公園内にある高さ73mの滝。公園内には他にも数多くの滝があるので、滝めぐりにもオススメです。
西臼杵郡「うのこの滝」は、山にぽっかりと穴が開いたような広い滝壺が特徴的。滝壺からの景色と展望台からの眺望を楽しめる穴場スポットです。
[九州]鹿児島にある絶景の滝
鹿児島県からは、伊佐市「曽木の滝」、肝属郡「雄川の滝」、熊毛郡「大川(おおこの)の滝」をご紹介。
伊佐市「曽木の滝」は、幅約210mと幅広で壮大な見た目から「東洋のナイアガラ」とも呼ばれています。一帯は自然公園となっており、紅葉だけでなく桜の季節もオススメ。
肝属郡「雄川の滝」は、エメラルドグリーンで透明度バツグンの滝壺が美しい人気スポット。NHKドラマ『西郷どん』のオープニングに登場し、有名になりました。
九州一の高さを誇る「大川の滝」は、日本の滝百選にも選ばれている滝。滝壺の真下まで歩いて行けるので、豪快な水しぶきを浴びたい方は外せない滝です!
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