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2021.02.03

「九州八十八湯めぐり」第一弾!御湯印帳デビューは雲仙・小地獄温泉館

「九州八十八湯めぐり」第一弾!御湯印帳デビューは雲仙・小地獄温泉館

冬と言えば温泉!九州には沢山の温泉があり、ここ長崎も温泉地として有名です。でも温泉ってどこのお湯がいいの?違いは?おススメは?と悩む方も多いはず。

そんな方におススメしたいのが「九州八十八湯めぐり」。厳選された温泉が紹介されているので、気になる温泉を決めたら迷うことなくその温泉を目指すだけ。「御湯印帳」にスタンプをためながら、泉人(せんにん)を目指しましょう!

「九州八十八湯めぐり」って何?

九州八十八湯めぐりとは、九州に数ある温泉の中から「ホンモノ」にこだわり選定された温泉をめぐり、真の温泉通を目指すことができるというもの。設定施設は、温泉名人を中心とした「九州温泉道選定委員会」によって厳選された施設です。

参加方法を紹介します。

①「御湯印帳」を手に入れよう!

入った温泉のスタンプを、御湯印帳に集めることができます。集めたスタンプの数に応じて、温泉道の修行度が認定されるという面白い仕組み。

1冊100円でJR九州の主な駅や観光案内所、「九州八十八湯めぐり」の対象施設の一部で販売されています。

②温泉へ出かけよう!

対象施設の中から、行ってみたい温泉を選んで出かけます。回り方は自由!自分のペース、タイミングで楽しむことができます。※2021年4月以降は対象施設が変更になる可能性があります。

③スタンプを押してもらおう!

温泉に入ったら、入浴施設で「御湯印帳」を提示し、スタンプを押してもらいましょう。

④段位(称号)を取得しよう!

「御湯印帳」にスタンプがたまったら段位認定窓口へ。スタンプ数や県の数に応じ修行度を示す「段位」が設定され、初級以上は認定状と共に段位に応じた商品が届きます。※段位の申請には各段位に応じた認定料が必要。

段位は見習いから泉人まで11種類です。九州温泉道段位と、それに応じた商品の一覧がこちら。

段位とそれに応じた商品

「九州八十八湯めぐり」の詳細は、https://www.88onsen.com/をチェックしてみて下さいね。

温泉地への旅行や地元の温泉開拓が趣味であるライターが、御湯印帳片手に泉人を目指します!

雲仙随一のにごり湯「小地獄温泉館」

雲仙随一のにごり湯「小地獄温泉館」

御湯印帳をゲットして訪れた第一弾はこちら、長崎県雲仙市にある「小地獄温泉館」です。

最初にこちらの温泉を選んだ理由は、SNSで見かけることも多く、個人的にずっと行ってみたかったからです。

「九州八十八湯めぐり」第一弾!御湯印帳デビューは雲仙・小地獄温泉館

小地獄温泉館は1731年に湯治場として開かれ、1919年に共同浴場として開館された歴史ある温泉です。共同浴場は雲仙には3件しかないのだとか。現在の建物に改装されたのは、1993年。趣があってレトロな外観が最高です。

男湯

女湯

のれんをくぐると、正面には番台。券売機でチケットを購入し、番台を中央に男湯は左手に、女湯は右手にあります。

入浴料は大人460円、子ども230円(3歳以下は無料)です。脱衣所には無料のカギ付きのロッカーやベビーシート、ドライヤーがあります。シャンプーやボディソープもあり、タオルは購入できるので、ふらっと立ち寄ることもできます。

外観だけでなく、中の浴室の雰囲気も最高に素敵

外観だけでなく、中の浴室の雰囲気も最高に素敵!硫黄の香りをかぐと、雲仙にきた~!と実感できます。

泉質は単純硫黄温泉(硫化水素型)で、雲仙唯一の白濁したにごり湯です。適応症は、リウマチ性疾患、糖尿病、神経系疾患、婦人病、高血圧症、胃腸病、創傷、皮膚病、動脈硬化症、にきび、しもやけ、月経異常などに効果があるそうです。

温泉の種類は44度~45度の熱湯と、40度~41度のぬる湯の2種類。熱いのがあまり得意ではない私は、絶妙なお湯加減のぬる湯に入らせてもらいました。

お湯はトロっとしていて、浸かったお肌はつるつる!美容効果も期待できそうです。

石床に木壁という趣ある浴室

石床に木壁という趣ある浴室は、天井がとても高くて開放感があります。

大きな窓からは裏手にある源泉の湯気が見えます。天井付近の小さな窓から光が差し込み、とても幻想的。日常を忘れ、ゆっくりと温泉を堪能できる至福のひと時を過ごせます。

番台の奥には休憩所もあるので、温泉に入った後は瓶牛乳などの飲み物でゆっくり過ごすのもおススメです。

裏手にある源泉、「雲仙小地獄温泉」

今回は特別に、裏手にある源泉「雲仙小地獄温泉」を見せて頂きました。すごい迫力!

裏手にある源泉、「雲仙小地獄温泉」 裏手にある源泉、「雲仙小地獄温泉」

源泉の温度は90度。雲仙温泉とは別の地獄で、温泉のお湯はこちらから直で引いている源泉かけ流しの天然温泉です。

「御湯印帳」にスタンプを押してもらおう!

「御湯印帳」にスタンプを押してもらおう!

気持ちよく温泉に入った後は、御湯印帳を用意。

一マス目、小地獄温泉館のスタンプを押して頂きました!泉人への道は長く険しい(?)ながらも、癒され、気持ちのいい最高の修行になりそうです。これから少しずつ温泉道を極めていきたいと思います。

「九州八十八湯めぐり」第一弾として、長崎県雲仙市にある小地獄温泉館」をご紹介しました。このご時世なかなか遠出し辛い状況ではありますが、こんな時だからこそお住いの県、近隣の温泉を楽しむことで改めて地元の良さや九州の良さに気づけるはずです。今の状況が落ち着いた際には、是非九州各地の温泉地へ足を運んでみて下さいね。

[基本情報]小地獄温泉館
住所:長崎県雲仙市小浜町雲仙500−1
電話: 0957-73-3273(雲仙温泉青雲荘へ繋がります)
営業時間:午前10時~午後7時
定休日:なし
駐車場: あり
URL:https://www.seiunso.jp/spa/type/?id=type04

潤
この記事を書いた人
しゃぎりの音で血が騒ぐ、長崎生まれ長崎育ちの長崎在住。 コーヒー、温泉、キャンプ、ネイルが好きなゆとり世代。フットワークが軽すぎる二児の母。 このライターの記事一覧

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