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2020.12.25

奄美大島の奥座敷・宇検村の屋鈍海岸は極上のブルーだった!

奄美大島の奥座敷・宇検村の屋鈍海岸は極上のブルーだった!

奄美大島の海をこよなく愛し、ビーチをあちこち探索している海好きライターの勝です。

今回は、奄美大島のなかでも秘境らしさ満点の宇検村のビーチに行ってきました。

宇検村は奄美大島の南西部。美しい山や海に囲まれ、空港も大きな港もないので、島外からアクセスするには少し時間がかかります。それだけに奄美大島の「奥座敷」とも呼ばれ、秘境らしさを感じる場所が多くあります。

そんな宇検村のなかでも一番奥にあるビーチへ。目指すは屋鈍(やどん)海岸です。

屋鈍海岸へのアクセス

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屋鈍海岸までの行き方は、名瀬から行く場合、住用町経由で宇検村役場のある湯湾(ゆわん)を通り、焼内湾沿いにぐるりとドライブ。所要時間は1時間30分ほど。

古仁屋から行く場合は、湯湾経由で行く方法がひとつ。また、西古見方面へ大島海峡沿いに進み、久慈(くじ)から半島を横切って名柄(ながら)まで抜けてくる方法があります。所要時間はどちらも1時間10分ほど。

奄美大島の奥座敷・宇検村の屋鈍海岸は極上のブルーだった!

湯湾から屋鈍に向かって車を走らせると、右手は沖に向かって深い青へと変わるコバルトブルーの海。湾になっているので穏やかです。

美しいグラデーションの海がずっと続くので、海を見ながらドライブしたい方にとてもおすすめ。

便利で居心地満点!「タエン浜海水浴場」

タエン浜海水浴場

湯湾から30分ぐらい走ると、きれいに整備された「タエン浜海水浴場」に差し掛かります。

白いビーチに降りる階段や、日よけになる屋根のついたベンチがあり、海水浴に便利そう。

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道を隔てて、管理棟や綺麗に掃除されたトイレ、シャワー、駐車場があります。

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砂を落とすための屋外のシャワーや、BBQができる施設もあります。

食材を準備してきて、丸一日ここで過ごしたら楽しそう!

タエン浜海水浴場

ビーチは両側を堤防に囲まれているので、穏やかな海の中でも特に穏やか。

波もなく安心して過ごせるので、夏は家族連れの海水浴客にも人気だそうです。

 [基本情報]タエン浜
住所 鹿児島県大島郡宇検村大字平田
TEL 0997-67-2211(宇検村役場)
駐車場 14台

宇検村の一番奥。静かに佇む「屋鈍海水浴場」

屋鈍海水浴場

タエン浜から10分ほど車を走らせると、長く白いビーチが見えてきます。

ここが「屋鈍海水浴場」。

ビーチに着いてすぐ駐車場があります。その奥に屋根つきのベンチ、トイレと屋内・屋外のシャワー。こちらも綺麗に整備されています。

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半島のこんな端にあるビーチなのに、トイレなど施設の掃除が行き届いていて、綺麗でびっくりします。

屋鈍海水浴場

長く弧を描いているビーチ。向こうの端はどうなっているのか、気になって行ってみました。

 [基本情報]屋鈍海岸
住所 鹿児島県大島郡宇検村屋鈍
TEL 0997-67-2211(宇検村役場)
駐車場 10台

ビーチの端に佇む「やどんカフェ いちのいち」

やどんカフェ いちのいち

ビーチの端まで行くと、道が行き止まりになって終わっていました。その終点にあったのはカフェ「やどんカフェ いちのいち」。

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ランチは予約制と書いてあるのですが、ダメ元で聞いてみるとOKでした。

お店はオーナーの吉田 清美(よしだ きよみ)さんが一人で営業しているので、予約がないと対応できないこともあるそう。

ランチを食べるには、ぜひ予約してから行きましょう(カフェタイムは予約なしでOK)。

やどんカフェ いちのいち

カフェは中のテーブルもありましたが、あえて外のテラスを選びました。

海が目の前で景色が最高!お店に行ったのは10月初旬だったのですが、海風が気持ち良くて、座っているだけで癒されました。

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ミートソーススパゲティ ドリンク・サワラのスープつき(1,000円 税込)

トマトたっぷり、あっさりめのミートソースでヘルシー。サワラのスープはあっさりとした塩味。出汁が効いていました。

サワラのトマトパスタ ドリンク・サワラのスープつき

サワラのトマトパスタ ドリンク・サワラのスープつき(1,000円 税込)

サワラはオーナー吉田さんのご主人が目の前の海で釣ってきたそうで、新鮮でおいしかったです。

オーナーのご主人は漁も猟も、大工さんまでこなす器用さ。なんと、カフェもご主人が建てたそうです。

やどんカフェ いちのいち

カフェの隣にある建物は、一棟貸しの宿。こちらもご主人が建てたそう。

ここに泊まったら、目の前の美しい海も入り放題。まさにプライベートビーチです。

一度泊まってみたいです。

看板にわとり

お店には、看板にわとり看板やぎがいました。

看板にわとりは、なんと軍鶏の一種である「天草大王」なのです。だから大きさも普通のニワトリの倍ぐらいあり、とてもかっこいい!そんな彼にも、最近、彼女ができたようですよ。

屋鈍海水浴場 やどんカフェ いちのいち 看板 やぎ 奄美大島 海 ビーチ 宇検村 観光 旅行

看板やぎは人によく馴れていて、仕草が犬のようで可愛かったです。

この行き止まりの場所にこんなおいしいカフェがあることもびっくりですが、オーナーの吉田さんはなんと、東京の門前仲町出身。

お菓子をたくさん作りたくてお店を始めたら、ランチが大人気になってしまったそうです。

 [基本情報]やどんカフェ いちのいち
住所 鹿児島県大島郡宇検村屋鈍
TEL 090-4243-3298(ランチは要予約)
営業時間 12:00~日没まで
定休日 水・木曜日
駐車場 あり
https://yadoncafe.amamin.jp/

展望台からの景色も見逃せない!

奄美大島の奥座敷・宇検村の屋鈍海岸は極上のブルーだった!

屋鈍海岸の入り口手前には、展望台もあります。道路から上る階段があるので、ちょっと車を停めて上ってみました。

展望台から見えた景色は、まさに絶景。また一つ、大好きな場所を見つけました。

 

タエン浜屋鈍海岸。混雑を避けて美しい海を楽しみたい人には非常におすすめです。

屋鈍海岸の目の前には、シュノーケリング用品のレンタルショップもオープン。次回は天候の良い日を狙って、潜ってみようと思います。

勝朝子
この記事を書いた人勝 朝子
東京出身。2012年から奄美大島と神奈川県湘南エリアとの二拠点居住。 奄美の自然・文化・人が大好きな私には、島は日々発見の宝庫!隅々まで探索中です! このライターの記事一覧

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