観光
2020.08.22
博多から1時間のプチトリップ!糸島は極上のビーチリゾート
海が大好きなライター勝です。福岡のサーフ・スポットとして耳にしていた糸島。最近は移住者も増えている人気のエリアと聞いて気になっていました。
糸島は福岡市の北西部と糸島市にまたがる半島。博多から車で1時間弱で行けるのに、美しい自然に囲まれ、新鮮な野菜や豊かな海産物の産地としても有名です。
そこで博多駅周辺でレンタカーを借り、日帰りで糸島までプチトリップをしてきました。
目 次
博多から高速道路を利用して約50分で到着!
福岡都市高速環状線の博多駅東入口から高速に乗り、30分ほどで今宿インターチェンジに到着。糸島半島を海岸沿いにぐるりと周るにはココで降りるのが便利です。福岡市海づり公園の前を通り、右手に博多湾を眺めながら海沿いにドライブ。
途中、博多湾から玄界灘側に出ると、おしゃれなお店が増えてきます。女子に人気のインスタ映えスポットもいろいろ点在しているので、カメラ女子にはおすすめ。
おしゃれなサーフスポット「二見ヶ浦」
今宿インターチェンジから約40分走ったところで二見ヶ浦に到着。
このあたりは冬は波が立ってサーファーが多く集まる場所ですが、夏は波のない穏やかな日が多いそう。ちょうど、人気のSUPの体験スクールが行われていました。
まずは腹ごしらえをしようと海の目の前にあるレストラン「PALM BEACH」へ。シックなハワイアンテイストのカフェ。リゾート感いっぱいです。
天気が良かったのでテラス席に座りました。
糸島産の素材を使ったイタリアンをベースとしたメニューが豊富です。
ランチはパスタ又はピッツァを選び、本日のスープ、糸島ハーブ野菜サラダ、バケット、ドリンクがついたセットになっています。
「糸島豚のピッツァビアンカ」セット(1,900円 / 税抜)と「ふわふわチーズと糸島玉子のカルボナーラ」セット(1,850円 / 税抜)をオーダー。
ピッツァはナポリ風の生地に、糸島産の豚バラ肉・ズッキーニ・赤玉ねぎが載っていて、 お好みで辛いオリーブオイルをかけて食べます。豚バラ肉の旨味がとってもジューシー。
パスタは糸島玉子の味がとても濃く、ふわふわのチーズと合って濃厚でおいしい一品でした。
そして何といっても、目の前の海を見ながら頂けるのが最高のロケーションです。
[基本情報]PALM BEACH
住所:福岡県福岡市西区西浦286
TEL:092-809-1660
営業時間:am10:00~pm20:00(O.S) / pm21:00(Close)
(新型コロナウィルス感染防止対策のため、営業時間は当面の間
11:00~17:00(L.O.)18:00(Close) 2020年8月現在)
駐車場:あり
URL:http://pb-gardens.com/palmbeach/
レストランの向かい側には、リゾートモール「PALM BEACH THE GARDENS 」が。
ハワイを感じるサーフグッズを揃えるお店や、アイスクリーム屋さん、ポップな波佐見焼のお店などがあります。海沿いを散歩しながら買い物したり休憩するのにぴったり。
ここから砂浜に降りたところに、”インスタ映え”で有名な「天使の羽」の壁画もあります。散歩しながら探してみてくださいね。
[基本情報]PALM BEACH THE GARDENS(パームビーチ・ザ・ガーデンズ)
住所:〒819-0202 福岡県福岡市西区西浦285
営業時間・TEL:店舗ごとに異なるのでお問合せ下さい
駐車場:あり
URL:http://pb-gardens.com/
圧倒される「芥屋の大門(けやのおおと)」の奇岩
糸島の最北端の芥屋。陸側からは神社と公園しか見えないのですが、海側から見ると天然記念物になっている奇岩「芥屋の大門」が見られると聞いて、遊覧船に乗ってみました。
柱が連なったような奇岩は柱状節理(ちゅうじょうせつり)。熱いマグマが約700~1000℃で固まって岩石になり、その後に常温に冷える過程で収縮する際に五角形や六角形の割れ目が入るのだそうです。
まるでアーティストが造った建造物のよう!あまりに広範囲で美しい造形に思わず息をのみました。
遊覧船は洞窟の中まで入っていきます。船長さんが見事な操船技術で洞窟の奥ぎりぎりまで船をグイグイ突っ込みます。
天井は、まるでシャンデリアのようでした。
[基本情報]芥屋の大門遊覧船乗り場
住所:糸島市志摩芥屋677
電話番号:092-328-2012
営業時間9:00~16:30 ※出航10分前から先着順にチケットを販売
所要時間:約25分
運賃:大人(中学生以上)800円 子ども(2歳以上)400円
URL:http://www.keyaotokankousha.jp/
天然記念物に指定されている泉川のハマボウ群落
泉川沿いの土手で、糸島市の花「ハマボウ」がちょうど見事に満開になっていました。両岸の1.7kmにわたって730株以上のハマボウが群生しているそうです。
ハマボウは海水と淡水が混じりあう海岸や河口に自生する植物で、花は直径5~7cm。朝咲いて夕方にはしぼんでしまうそう。はかない花ほど美しく見えるような気がします。
泉川両岸のハマボウ群落は県の天然記念物にも指定されています。
圧倒的な品揃えの「JA糸島 伊都菜彩」
帰りのお土産探しに立ち寄りたいのは、巨大な産直市場「JA糸島 伊都菜彩」。
道の駅のように見える大きな建物と大きな駐車場。規模が大きすぎてびっくりしますが、ここでは糸島産の新鮮な食材がずらりと売られています。
野菜、肉、魚、卵、加工品と食材がとにかく豊富。花のコーナーだけでも、街の花屋さんを上回ります。ココを見ていると、糸島でとれる食材がいかに豊かかわかります。
オクラだけでも30名以上の農家さんが出品。こうして生産者ごとに並んでいると、色や形、大きさがそれぞれ異なるのが分かります。値段も生産者の方が自分で付けるのだそうです。
玄界灘で獲れた新鮮な海の幸もたくさん。
お土産に持ち帰りやすいお菓子やジャム・ドレッシングなどもあります。糸島にしかないものもたくさん並んでいるので、ついついあれもこれも、と買ってしまいました。
[基本情報]JA糸島 伊都菜彩
住所:福岡県糸島市波多江567
営業時間: 9:00~18:00
定休日: 年始のみ
電話番号: 092-324-3131
https://www.ja-itoshima.or.jp/itosaisai/
伊都菜彩のすぐ脇に高速道路が通っているので、帰りはまた高速道路でラクラク博多まで戻れます。
都会的で賑やかな博多とはまた全然違う魅力の糸島。博多へ行ったら、ちょっと足を延ばしてみませんか?
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