観光
2020.04.20
奄美大島最大の繁華街「屋仁川通り」周辺をさるく
旅先の宿泊地をさるく(九州弁で散歩の意)のが大好きなライターの吉田です。今回は鹿児島県奄美市の繁華街「屋仁川(やにがわ)通り」をさるきました。
屋仁川通りは、地元では通称「やんご通り」と言われていて、主に飲食店が並ぶ飲み屋街。奄美空港からは車で45分、名瀬港には徒歩で20分。交通の便が良いこの近辺に宿泊すると便利です。
飲み屋街なので昼は正直静か。賑わう時間までは通り周辺を散策して、奄美らしいお店を見つけに出かけました。
ホテルニュー奄美周辺からスタート
今回は「ホテルニュー奄美」からスタート。
リニューアルされたばかりの部屋が好評で、大浴場があるのも魅力。男性のみですが、宿泊者でなくても大浴場利用可なのも嬉しいところ。観光で歩き疲れた夜は、大きな浴槽で疲れも取れそうです。
目の前にレンタカー屋もあるので移動にも便利なホテルです。
[基本情報]ホテルニュー奄美
住所:奄美市名瀬入舟町9-2
電話:0997-52-2000
駐車場:あり(無料)
さっそくホテルニュー奄美の目の前に、気になるお店を発見!オレンジの看板の「ALOALO yellow」。黒糖や焼酎、奄美の特産品が購入できます。
特に充実してるのは夜光貝のアクセサリーや紬のキーホルダーなど、地元作家の作品。メイドイン奄美の商品が所狭しと陳列しています。お土産選びが楽しくなるお店でした。
[基本情報]ALOALO yellow
住所:奄美市名瀬入舟町10-1
電話:0997-69-3773
営業時間:10:00~19:00
定休日:不定休
駐車場:あり(無料)
新しい奄美の特産品!紬レザーと島たこ焼き
本町通りから名瀬郵便局の方に進むと、「紬レザーかすり」に出会いました。明るい店内を覗くと、大島紬と皮革を組み合わせた小物がずらり。
畳の上で作業をしているのは店主・川畑裕徳(かわばた・ひろのり)さん。若い人にも大島紬を身につけてもらいたく、レザーと合わせて小物を作成したところ話題になったそうです。
眺めているだけでも新鮮で、自分へのご褒美にも、贈り物にも、手にしたくなるものばかりです。
[基本情報]紬レザーかすり
住所:奄美市名瀬港町3-16
電話:0997-52-0030
営業時間:9:00〜19:00
定休日:日曜日
駐車場:無し
続いて、「奄美伍郎商店・島たこ焼き&バル」を角に見つけました。海の家を思わせるたこ焼き屋さん。
たこ焼き6個のドリンクセットは500円とリーズナブル!このたこは弾力があってしっかりとした歯ごたえ。
聞けば奄美で捕れる島たこだそう。噛めば噛むほど味が出るので、出汁にも最適だそうです。捕る量が限られている貴重な島たこをお試しあれ!
[基本情報]奄美伍郎商店・島たこ焼き&バル
住所:奄美市名瀬港3-10
電話:0997-58-8551
定休日:火曜日
営業時間:11:30〜22:00
駐車場:無し
奄美色の強い地元お馴染みのコンビニ!お土産選びにも便利
筆者が初めて目にした「123MART(ワンツースリーマート)」は、地元奄美ではお馴染みのコンビニ。
コンビニといえど店内は広く、多種類のお酒や島Tシャツ、奄美土産も揃っていました。深夜でもホテルに帰る前に、奄美のお菓子やお酒が買えるのは嬉しいですね。
お土産を買う時間が作れない方も、ここでまとめて購入するとよさそうです。
[基本情報]123MART
住所:奄美市名瀬入舟町10-8
電話:0997-57-6666
営業時間:年中無休
駐車場:あり(無料)
やっぱり外せない奄美料理!なつかしゃ家で郷土料理を味わう
奄美料理が食べたいと地元の人に尋ねると、必ずと言っていいほど勧められるのが「なつかしゃ家」。一軒屋を改装した料理屋で、全て個室の完全予約制。地元の黒糖焼酎も種類が豊富で、奄美独特の郷土料理がコースで楽しめます。
店を切り盛りするのは、元・中学校長のイサ子あんま(お母さん)。退職後に奄美料理に魅せられ、「次は奄美の食文化を広めたい」と始めたお店です。コース料理は3千円〜1万5千円と幅広く、予算に合わせて楽しめます。
この日注文したのは5千円コース。竹ザルに乗った食材が美しく盛られています。ひと品食べ終わる毎に、島らっきょやモズク、粒味噌など、次々に料理が運ばれます。
他にもトビンニャ(マガキ貝)、ハンダマご飯(水前寺菜のご飯)、車海老のほやほや(海老のすり身がほやほや〜としている様)など、聞きなれない独特の料理でお腹いっぱい。どれもおいしく、満たされます。
このコースで奄美料理を制覇できたような晩となりました。
[基本情報]なつかしゃ家
住所:奄美市名瀬柳町11-26
電話:090-5292-6123
営業時間:18:00〜22:00
定休日:不定休
駐車場:無し
奄美大島初さるきでした。いつもはぐんぐんと進むのですが、今回はのんびり、柔らかな風を感じながらさるきました。
まるで異国のような、いちいち立ち止まりたくなる見慣れない風景に出会えます。昼と夜、違う情緒が味わえる屋仁川をさるいてみませんか?
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