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2019.07.20

子供連れで半日楽しめる!リーズナブルでアクセス便利な絶景ポイント「あやまる岬観光公園」

あやまる岬

奄美大島と神奈川県藤沢市の二拠点で生活をしているライターの勝です。

7月に入り、奄美大島は夏の陽射しで海の色がさらに美しくなってきました。 

お子様のいらっしゃるファミリーの皆さん、夏休みの予定は決まりましたか?離島は、道やお店も混んでいないので、車で移動しても渋滞や行列とは無縁。

なかでも奄美大島は東京や大阪からも直行便が飛んでいるので、アクセスも良好。お子様連れの旅行にはとてもおすすめです。

そんな奄美大島から、海がきれいで、混雑しておらず、遊具がたくさんあって子どもたちに人気のスポットをご紹介します。

奄美に来たら外せない!奄美十景の絶景「あやまる岬」

奄美空港から北に車で8分。小高い丘に奄美大島屈指の絶景「あやまる岬」があります。

奄美空港に近いことから、到着後に最初に訪れる人が多い場所でもあります。

島内で運行する「しまバス」のバス停もあるので、空港からバスで来ることもできます。(運行は1時間に1本ぐらいなので時刻表を要チェック)

あやまる岬マップ

あやまる岬」は奄美大島を代表する絶景の観光名所として大変有名ですが、周辺にはカフェや遊具、海水プールのあるエリアもあり、「あやまる岬観光公園」という広い公園となっています。

では、まずは有名な「あやまる岬」に行ってみましょう。

あやまる岬

駐車場からゆるやかな坂を少し登るとすぐ、見晴らしのよい「あやまる岬」に出ます。名前の「あやまる」は、地形が「綾に織られた鞠」に似ていることが由来だそう。

名前の由来は石に刻んであるのですが、この看板の横に立って「ごめんなさい」のポーズをしてカメラにおさまる人は後を絶ちません。 

展望デッキもあり、見渡すと海が240度、陸地が120度ほどの大パノラマ。

空気がクリアな日には、海の向こうに喜界島がくっきり見えます。

展望デッキからの風景

展望デッキから下を見ると、遊園地のような遊具やグランドゴルフ場がある公園エリアが見えます。

トイレとみしょらんカフェ

駐車場に戻ると、すぐ目の前に、屋上が展望台になったトイレ(写真左)と、ガジュマルをイメージしたという「みしょらんカフェ」(写真右)があります。

「みしょらん」とは奄美の言葉で「召し上がれ」の意味。2018年5月にできたばかりの新しいカフェです。

まずは、左手のトイレに行ってみましょう。

ここに来たら確かめたい「絶景トイレ」

絶景トイレ

出来たときに話題になった絶景トイレ。

女子トイレは、共用部分はガラス張りで絶景が見えますが、個室からは見えません。

ですが、男子トイレは用を足しながら目の前に絶景が見れます。

残念ながら私は入れないので、知人に撮影してもらいました。男子の皆さん、ぜひ一度入ってみてください。

絶景を楽しめる!全面ガラス張りのおしゃれな「みしょらんカフェ」

みしょらんカフェ

「みしょらんカフェ」は、全面ガラス張り。そのため、カフェの中から外を見ると絶景が広がります!

暑い夏には、エアコンの効いた室内からこの絶景が楽しめます。

窓際の席には、電源コンセントが6個、USB電源ポートが1個あります。

外のテラスにもテーブルとイスがあります。奄美の風を楽しみたい方はぜひこちらで。

子供用のチェア

子供連れファミリーのために、子供用のチェアを完備しています。

外には広い芝生の広場があり、寝転がりたい人はゴザも無料で借りることができます。使いたいときはスタッフに声をかけてみてください。

特産品の展示販売スペース

カフェの中央は、特産品の展示販売スペースです。

奄美大島の伝統工芸品である織物「大島紬」を使った小物や、奄美の食材を使ったお菓子など、奄美の特産品が並んでいます。

ここでしか売っていないものもあるため、わざわざ買いに来る人もいるそうです。

パンフレット

また、観光やアクティビティ、宿、お土産などのパンフレットもずらり。

実は、みしょらんカフェは観光案内所も兼ねているのです。

奄美大島に着いたら、まずここで絶景を楽しみつつ、これからの予定を決めるのもよいですね。

奄美産の食材を使った絶品カフェ・メニュー

塩豚バーガー

カフェには、地元の食材を使ったメニューが目白押し。

なかでもスタッフおすすめは「塩豚バーガー」700円(税込)。

奄美の島豚を塩漬けにした塩豚を、ふんわりマッシュポテト、シャキシャキの野菜とともに、地元の人気のパン屋さん「晴れるベーカリー」のバンズに挟んでいます。

塩豚は奄美の郷土料理の一つですが、このバーガーの塩豚はなかなかガツンとした味。そこに優しい味のマッシュポテトがベストマッチです。マッシュポテトがたっぷり入っているので意外とボリュームがありますよ。

ソフトクリーム

暑い夏に是非食べて頂きたいのは、「ソフトクリーム」400円(税込)。

見た目は普通のソフトクリームですが、一口食べるとやみつきのおいしさ。

その秘密は、牛乳にあります。

牛を育てるえさや水からこだわり手間暇かけて育てている、宮崎県の「ダイワファーム」さんの牛乳を使っているので、ミルクのコクが違うのだそうです。

とってもミルキーで味が濃いのに、あっさりしていて、喉にすーっと溶けていきます。

スタッフ

左からスタッフの高木 千秋(たかぎ ちあき)さん、與 優華(あたえ ゆか)さん。楽しみ方やおすすめを聞きました。 

「わたしのおすすめは塩豚バーガー。お持ち帰りできるので、ドライブしながら食べるお客様もいらっしゃいます。」(高木さん)

「カフェのメニューは全品テイクアウト可能です。カフェでバーガーやドリンクをテイクアウトし、外の芝生にゴザを敷いてピクニック・ランチを楽しむ人も多いですよ。特にお子様連れのお客様におすすめです。」(與さん)

「公園エリア」は子供たちに大人気

公園エリアの道順

腹ごしらえをしたら、下の公園エリアに行ってみましょう。

公園エリアに行くには、駐車場を出て、来た道を少し戻り、最初の角を右に曲がります。曲がってすぐ右手に「あやまる岬観光公園」という木の看板があるのですが、駐車場方向からは見えないので、少々注意が必要です。

ソテツがたくさん生えた「あやまるソテツジャングル」を通り過ぎ、道なりにまっすぐ行くと、大きな遊具のある公園エリアが見えてきます。

大きな遊具のある公園エリア

遊具の利用は無料です。

最近、都会ではあまり見かけなくなってきた公園の遊具。奄美大島に訪れた際に思い切り遊びつくすのも良さそう

走り回りたい元気なお子さんもきっと大満足しますよ。

ファンシーサイクル

公園エリアの道を、楽しそうな車を漕ぐファミリーがやってきました。

これは、ファンシーサイクル(1回20分 1台200円)。

複数名で漕いで、公園内を走れる自転車のような遊具です。パパとママの間に子供用の椅子もあって、楽しそう!

サイクル列車

公園の海側には線路があって、サイクル列車(1周 1人100円)を走らせることができます。

この遊具も、みんなで力を合わせてペダルをこぎ、列車を動かすので、意外と運動になります。小さいながらもトンネルもあって、楽しめますよ。 

公園エリアには広いグランドゴルフ場もあります。ここは、地元のおじさま、おばさまに大人気の場所。

グランドゴルフ場から展望台へと続く丘の途中に、子供たちがキャーキャー言っているゲレンデがあるので、行ってみましょう。

ちびっ子ゲレンデ スノーロデオ

これは、子供に大人気の芝スキー場「ちびっ子ゲレンデ スノーロデオ」(1回20分 1人100円)。

安全に配慮されたゆるやかな斜面なのですが、見た目よりも意外とスリル満点です!

ちびっ子ゲレンデ スノーロデオ

後ろ向きに滑ったり、滑りを良くするグリスをソリの裏に塗ったりすることでスリルを自分で調節できます。そのため、大人でも意外にはまってしまいます。

20分100円なので、存分に楽しめますよ。

汗をかいたら「海水プール」へ

海水プール

公園エリアの駐車場から海へ降りると、そこには天然の岩を削って作った海水プールがあります。

海水プールの向こうの海は深く、波が立ったり流れがあったりして危険ですが、ここの海水プールは浅く子供向けに作ってあり、とても安心。

満潮時は、プールがまるごと海に沈んでしまうため、干潮時をねらって入りましょう。

海水が残ってできたプールなので、安全な海の浅瀬といった感じ。中を覗いてみると、熱帯魚や貝もいます。

トイレ、更衣室、シャワー

公園エリアの入り口の向かい側に、無料のトイレ、更衣室、シャワーもありますよ。

「あやまる岬観光公園」は展望台だけが有名ですが、実は絶景を見つつリーズナブルに半日遊び尽くせる、穴場の場所なのです。

奄美大島でお子様を遊ばせたいとき、ぜひ行ってみてください。

 

 [基本情報]あやまる岬観光公園
住所:奄美市笠利町須野682
営業時間:あやまる岬観光案内所: 8:30〜17:00
みしょらんカフェ: 9:00〜17:00(16:45オーダーストップ)
公園エリア: 8:30~16:30
TEL:0997-63-8885(あやまる岬観光案内所)
定休日:年末年始  (※荒天の時は臨時休業をする場合あり)
駐車場:あり
https://ayamaru.amamin.jp/
Instagram: https://www.instagram.com/ayamarumisaki/

勝朝子
この記事を書いた人勝 朝子
東京出身。2012年から奄美大島と神奈川県湘南エリアとの二拠点居住。 奄美の自然・文化・人が大好きな私には、島は日々発見の宝庫!隅々まで探索中です! このライターの記事一覧

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