観光
2021.08.20
冬ならここ!道南の中心地・函館市の観光スポット8選
毎年500万人以上の観光客が訪れる道南の中心都市、函館。文明開化の歴史を感じるレトロな街並みや、函館山の夜景は必見です。12月〜1月になると、異国情緒溢れる函館の街は、多くのスポットが雪とイルミネーションで彩られ、幻想的な雰囲気になります。冬の限られた時期にしか出会うことのできない、北海道函館の魅力を大切な人と味わってみませんか。
冬の函館観光スポット「函館山」
函館湾と津軽海峡に挟まれた函館山の夜景は、日本三大夜景にも数えられ、冬には雪が光を反射し輝きを増します。冬期は11月頃から4月初旬まで山頂への道路が通行止めになるので、ロープウェイの使用がおすすめです。ロープウェイ山麓駅から山頂までは約3分で到着。山頂展望台では夜景を見ながらレストランでゆっくりお酒や食事も楽しめます。混雑を避けるため、日没30分前に登頂するのがいいでしょう。
冬の函館観光スポット「八幡坂」
函館山の麓から港に向かってまっすぐ伸びる八幡坂は、どこか懐かしい街並みから、CMや映画のロケ地としても有名です。石畳の坂を上り下りしながら、元町の歴史ある教会や洋館を巡り、疲れたらカフェやレストランで小休憩。工事中の教会もあるため、事前に調べて訪問することをおすすめします。12月〜2月には、八幡坂、二十間坂、JR函館駅とベイエリアを結ぶ開港通りの街路樹が、約5万個の光で彩られる「はこだてイルミネーション」が見物です。
[基本情報]八幡坂
住所:北海道函館市末広町18丁目
電話:0138-23-5440(函館市観光案内所)
冬の函館観光スポット「函館市熱帯植物園」
市電「湯の川温泉駅」から徒歩15分。湯の川温泉に来たなら、ぜひ立ち寄ってほしい施設です。多角形の園内には、アジアや中南米の亜熱帯植物などが、約300種類3,000本ほど生い茂っています。冬には温泉に入るサルを見られることでも有名です。運が良ければ温泉にダイブする小ザルを見られるかも。
[基本情報]函館市熱帯植物園
住所:北海道函館市湯川町3-1-15
電話:0138-57-7833
冬の函館観光スポット「五稜郭公園」
元治元年(1864年)に完成し、箱館戦争の舞台となった五稜郭。現在は、幕末の歴史に思いを馳せながら園内を散策できます。公園に隣接する高さ107メートルの五稜郭タワーは、全面ガラス張りで函館市内を一望でき、冬には堀の水面が凍っている様子が見られるかも。12月〜2月には、五稜郭のお濠が電球で輝く、「五稜星の夢(ほしのゆめ)」が開催されます。函館の大地に星の形が煌めく姿はとてもロマンチックです。
[基本情報]五稜郭公園
住所:北海道函館市五稜郭町44番地
電話:0138-31-5505(管理事務所)
冬の函館観光スポット「金森赤レンガ倉庫」
市電「十字街駅」から徒歩5分。ベイエリアにある赤レンガの倉庫群。レトロな赤レンガ造の3つの商業施設には、40店舗以上のショップが集まり、函館限定のグルメやお土産探しにはぴったりのスポットです。八幡坂同様、夜はライトアップされて、オレンジ色に照らされる倉庫群はまるで外国に来たかのよう。毎年12月1日〜25日の期間で開催される、「はこだてクリスマスファンタジー」では、インスタ映え間違いなしの巨大ツリーが運河に浮かびます。
[基本情報]金森赤レンガ倉庫
住所:北海道函館市末広町14-12
電話:0138-27-5530
冬の函館観光スポット「湯の川温泉」
湯の川温泉は、北海道の三大温泉郷の1つ。津軽海峡を望む海岸線と松倉川沿いに20軒以上の温泉施設が並ぶ、歴史ある温泉郷です。平均65℃前後という高めの源泉、ナトリウム・カルシウムー塩化物泉の泉質、効能が豊富で湯冷めしにくいのが特徴です。湯の川温泉電停前にある足湯では、旅の疲れを気軽に癒すことができます。大正11年(1922年)創業の老舗旅館「若松 函館」で津軽海峡を眺めながら入るお風呂は至福の時間です。
冬の函館観光スポット「函館八幡宮」
市電の終着駅である「谷地頭駅」から徒歩5分。函館を治めていた河野加賀守政通が、文安2年(1445年)に現在の元町、公会堂前あたりに八幡神を祀ったのが起源とされ、明治13年に谷地頭に移りました。大正4年(1945年)に完成した、優雅で壮麗な「聖帝八棟造」の社殿は、その立ち姿に圧倒されます。毎年1月2日に開催される、道産の馬に流鏑馬(やぶさめ)が乗り、134段の階段を駆け上がる「騎馬参拝」は迫力満点です。
[基本情報]函館八幡宮
住所:北海道函館市谷地頭町2-5
電話:0138-22-3636
冬の函館観光スポット「香雪園(見晴公園)」
湯の川エリアにある隠れた観光スポット。JR函館駅からバスで約40分、「香雪園(こうせつえん)」下車すぐ。函館市内最大の公園として知られる見晴公園内にある香雪園は、函館市の豪商、岩船峯次郎氏の別荘地として、明治31年頃に造成された北海道唯一の国指定文化財庭園です。「雪つり」や数寄屋風書院造の「園亭」に雪が積もっている景色は風情があり、園内にはエゾリスが生息しています。
[基本情報]香雪園(見晴公園)
住所:北海道函館市見晴町56
電話:0138-57-7210
冬の函館の気温・おすすめの服装は?
道内でも比較的暖かい函館は、12月から2月の平均気温が0℃からー2.0℃、最深積雪の平年値は20cmから40cm。夜はグッと冷え込むため、イルミネーションや夜景をみる際には防寒対策を忘れずに。厚手のアウターや小物はもちろん、雪の中を歩く際は、滑り止めをつけた靴やブーツが便利です。ただし、道内の建物内は暖房が効いており汗をかく時も……。簡単に脱ぎ着でき、温度調節が可能な服装がおすすめです。
月 |
平均 |
日最高気温 |
日最低気温 |
最深積雪 |
12月 |
ー0.1℃ |
3.2℃ |
ー3.6℃ |
22cm |
1月 |
ー2.4℃ |
0.9℃ |
ー6.0℃ |
34cm |
2月 |
ー1.8℃ |
1.8℃ |
ー5.7℃ |
41cm |
※1991年から2020年までの函館の気象データ(気象庁HPより)
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