北海道内第2位の人口を占め、道北の中心都市として栄えている「旭川」。不動の人気を誇る「旭川動物園」をはじめとして、道北の観光拠点としても毎年の多くの観光客が訪れる場所となっています。

今回は、寒い冬の時期にぜひ行きたい旭川の観光地に注目してみます。大自然に囲まれた北海道屈指の観光地を満喫したい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

冬(12月･1月･2月)の旭川観光おすすめスポット「旭川市旭山動物園」

日本最北の動物園「旭川市旭山動物園」は、動物の本来の自然な姿を見られる「行動展示」を取り入れたことでも有名。年間を通してさまざまなイベントを行っていますが、冬にしか見られない限定イベントもあるんです。

そのなかでも人気なのが、真っ白な積雪のなかで実施される「ペンギンの散歩」。その日参加したいペンギンだけが、30～40分ほどかけてお散歩します。よちよち歩く姿がとてもかわいく必見です。

また、アイスキャンドルで幻想的に照らされた冬の夜の動物園を楽しめる、「雪あかりの動物園」もおすすめですよ。

［基本情報］旭川市旭山動物園
住所：北海道旭川市東旭川町倉沼
電話：0166-36-1104

冬(12月･1月･2月)の旭川観光おすすめスポット「カムイスキーリンクス」

「カムイスキーリンクス」は、旭川市内から車で約30分とアクセスしやすい場所に位置します。

こちらのスキー場の自慢は、なんといっても冬だけ楽しめる「シルキースノー」と呼ばれる道内最上質の雪質。周りが山々に囲まれているため、寒いときはマイナス40℃以下まで下がり、積雪量が全国的に多いのが特徴です。

そして、幅約150mと広々とした「ゴールドコース」も人気のひとつ。コースのなかでも初心者、上級者向けなどに分かれており、自分のレベルに合わせて滑る場所を決められます。

［基本情報］カムイスキーリンクス
住所：北海道旭川市神居町112
電話：0166-72-2311

冬(12月･1月･2月)の旭川観光おすすめスポット「平和通買物公園」

「平和通買物公園」は、日本で初めて常設で歩行者天国が開設された場所。旭川のメインストリートとして親しまれており、その名の通りショッピングができる百貨店や専門店が連なります。

冬には「あさひかわ街あかりイルミネーション」が実施され、温かい光に包まれます。途中ベンチも設置されており、一息つきながら雪とイルミネーションのコラボを堪能することも。

また、「旭川冬まつり」の時期には雪像や雪だるまたちが並ぶため、通りをぶらり散歩するだけでも楽しい気分になれちゃいます。

冬(12月･1月･2月)の旭川観光おすすめスポット「旭岳」

標高2,291mの「旭岳」は、道内一の高さを誇る大雪山の最高峰。季節によってさまざまな表情を見せてくれるため、観光客や本格的な登山客に人気のスポットとなっています。

なかでも冬の時期は格別。さらさらのパウダースノーが降り積もり、辺り一面真っ白に覆われた白銀の世界に思わずうっとり。その日の天気によって、ダイヤモンドダストやサンピラーなどの現象も見ることができ、自然の美しさに心が洗われますよ。

また、冬はスキーコースもオープンするため、極上のパウダースノーを直に体験もできます。

冬(12月･1月･2月)の旭川観光おすすめスポット「あさひかわ北彩都ガーデン」

「あさひかわ北彩都ガーデン」は旭川駅から直結しており、街の中心に位置する全国的にも珍しい庭園施設です。四季折々の花たちを散策しながら楽しめるほっこりスポット。

美しい花々を見られるのは主に秋までですが、冬になると毎年「北彩都あさひかわ冬のガーデン」が開催されています。スノーモービルでソリを引っ張る「雪列車」や、雪の上で楽しめる「バナナボート」など、冬ならではのアクティビティが現れます。

幻想的なライトアップも実施され、大人からこどもまで存分に楽しめること間違いなしです。

［基本情報］あさひかわ北彩都ガーデン
住所：北海道旭川市宮前2条1丁目1
電話：0166-74-5966

冬(12月･1月･2月)の旭川観光おすすめイベント「旭川冬まつり」

「旭川冬まつり」は約60年前より開催されてきた、世界最大級の雪像や氷彫刻作品などを楽しめるイベントです。除雪でできたたくさんの雪の山を、芸術化してしまおうという提案からはじまったと言われています。

毎年、立春を迎える最も寒さの厳しい2月に開かれるこのまつりは、“雪と氷とあかりの祭典”がコンセプト。会場には雪像の他に、スケートリンクや氷のすべり台などのアクティビティが楽しめるスペースも設置され、子供にも大人気ですよ。

また、北海道グルメが堪能できる「冬マルシェ」や特設ステージも設けられ、街全体が盛り上がる道北最大級のイベントとなっています。

冬(12月･1月･2月)の旭川！気温やおすすめの服装は？

旭川の冬は厳しく、マイナス気温になることも日常的。1月から2月にかけては平均気温がマイナス3度を下回るため、防寒対策はしっかりしておかなければなりません。

服装は調節できるものがベスト。というのも、真冬の旭川の屋内は暖房が効いているため、ヒートテックなどを重ねすぎると屋内では汗をかいてしまいます。

そのため、コートの下にインナーダウンを着たり、マフラーや耳当て、手袋などの防寒アイテムをつけたり、調節しやすくしておくと便利ですよ。

防寒ポイントを押さえて、真冬の旭川を存分に楽しみましょう。

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