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食事

2020.07.27

奄美大島の恵みをギュッと閉じ込めた「La Fonte」の絶品ジェラート

La Fonte

奄美大島には、おいしいものがたくさんあります。が、おいしい食事をお腹いっぱい頂いても、それでも食べたいのがスイーツ!

奄美大島在住9年になるライター勝が「奄美大島に来たらはずせない絶品スイーツ」としてご紹介したいのが、「La Fonte」のジェラートです。

赤尾木のおしゃれなランドマーク

La Fonte ジェラート ラ フォンテ 龍郷町 外観

奄美空港から県道82号線を名瀬方向に車で15分。ハートロックの見える海岸を通り過ぎると、赤尾木交差点の手前に、広いテラスのあるおしゃれな建物が見えてきます。ここが「La Fonte」(ラフォンテ)です。 

「La Fonte」はイタリア語で「泉」のこと。オーナーの泉さんから取ったネーミングです。

イタリアには、片田舎の小さな町にもジェラテリア(ジェラート専門店)があって、地元のフルーツを使ってこだわって手作りのジェラートを作っているそうです。

泉さんはご主人が農園を営んでおり、「その農園のフルーツを使って、イタリアのジェラテリアのようなおいしいジェラートを作りたい」との思いから「La Fonte」をスタート。

ついつい長居したくなる店内

La Fonte ジェラート ラ フォンテ 龍郷町 店内

店内はヨーロッパ風の窓から光が降り注ぎ、明るくてナチュラルな雰囲気。インテリアもとてもおしゃれなので、女子必見!

といっても、スイーツ店特有の「女子だらけ」の雰囲気はありません。赤ちゃん連れからご高齢の方まで、老若男女問わず様々なお客さんが入れ替わり立ち替わり入ってきました。

カフェとしても使いたい、とても居心地のよい店内です。

La Fonte ジェラート ラ フォンテ 龍郷町 幼児用椅子

幼児用の椅子もあるので、子供連れでも入店しやすいですね。

グリーンに囲まれた、心地いいテラス

La Fonte ジェラート ラ フォンテ 龍郷町 テラス

店内の明るいテーブルも居心地が良いのですが、晴れの日であれば、わたしのおすすめは外のテラス。風通しがよく、目の前のサトウキビ畑と広々と広がる空を眺めながら、ゆっくりできます。

また、テラスは海から上がった水着やウェットスーツ姿のままでもOKとのこと。海好きには便利で嬉しいですね。

島ならではの素材をジェラートに

La Fonte ジェラート ラ フォンテ 龍郷町

ショーケースの中には、奄美大島の素材を使った色とりどりのジェラートがパレットのように並んでいます。

オーナーのご主人の営まれている「いずみ農園」で作ったフルーツや、奄美大島の塩や黒糖など、島じゅうの素材を試し、試行錯誤を繰り返して辿り着いたフレーバーがずらり。 

島の素材以外にも、ノンホモ牛乳やお茶、いちごといった素材も、日本中からジェラートに合う安心安全なものを選び抜いて使用。

このショーケースにあるジェラート、なんと毎日何かしらフレーバーが入れ替わっているのです。ついつい毎日通ってしまいそう!

La Fonte ジェラート ラ フォンテ 龍郷町 スタッフ

「南国の太陽に育まれた奄美の素材は、風味の強い物が多いので、それをストレートに活かしたジェラートを作りたいと思いました。シンプルに新鮮な素材を活かすように、毎朝キッチンで手作りしています。」

とおっしゃるのは、オーナーの泉 久美子(いずみ くみこ)さん(写真中央)。

新鮮な材料を使った出来立てのジェラートをその場で味わえるのも、ラフォンテならでは。

奄美ならではのジェラートがやっぱり人気

La Fonte

早速、ジェラートをいただきます!私が選んだのは、6,7月に収穫真っ盛りのパッションフルーツソルベ奄美黒糖のダブル(480円税込)。

パッションフルーツは、口いっぱいに広がるトロピカルな香り。まるでパッションフルーツそのものを食べているような濃厚さ。こちらは人気ナンバーワン・フレーバー。

奄美黒糖は、あっさりとしてやさしいミルキーな味わいのなかに、黒糖の甘さと香りがキリっと広がり、バランスが絶妙。こちらも年間を通して大人気だそう。

私はランチを食べた後だったのですが、おいしくてスプーンが止まらなくなり、あっという間に完食してしまいました。

ジェラート専用フルーツを栽培する「いずみ農園」

ジェラート フルーツ いずみ農園

ラフォンテのジェラート専用のフルーツを栽培している「いずみ農園」にお邪魔してみました。(普段は見学不可)

山に囲まれ、日当たりがよく、綺麗な水が流れる小川のほとりに、パッションフルーツやマンゴー、たんかん、すもも、バナナなどの畑が広がります。

 ジェラート フルーツ いずみ農園 オーナー

オーナーの泉 祐次郎(いずみ ゆうじろう)さんが、1つ1つ丁寧に手入れをしながらフルーツを育てています。

栽培しているフルーツはすべてジェラート用。ジェラートにしたときにおいしくなるように、いずみ農園では、自然のままの酸味や味をしっかり出すように育てているそうです。

ジェラート専門店ながらコーヒーのファンも多い

La Fonte ラ フォンテ 龍郷町 コーヒー

コーヒーも頂いてみましたが、すっきりした中にもコクがあり、とてもおいしくてびっくり!実はコーヒーにもかなりのこだわりが。

豆はイタリアのイリーコーヒーにも使われている、ブラジルの「ダテーラ農園」の豆をブレンド。バリスタ 石井 護さん監修のマシンと豆を使い、イタリアのバールのスタイルで提供しています。スタッフも年1~2回研修を受けるほどの徹底ぶり。

コーヒー豆も販売しているので、豆だけ買いに来るファンや、コーヒーだけを飲みに来るファンも多いそうです。

お持ち帰りして宿や海辺で食べるのもおすすめ

La Fonte ジェラート ラ フォンテ 龍郷町 持ち帰り テイクアウト

新型コロナウィルス感染防止対策として、密を避けるためにお持ち帰りも勧めています。

1.5時間持ち帰りOKの素敵なオリジナル保冷バッグ(550円税込)と、おみやげカップを9個以上買うともらえる保冷剤と保冷バッグのセットもあります。保冷バッグは旅行中にも冷たい飲み物を入れるなど、便利に使えるのでおすすめ。

お持ち帰りでしか味わえない限定フレーバーも人気!ぜひ味わってみてください。

新型コロナウィルス感染防止対策(20年7月現在)

La Fonte ジェラート ラ フォンテ 龍郷町 コロナウィルス 感染防止 対策

新型コロナウィルス感染防止対策として、窓やドアを開けて換気し、店内・テラスとも席を減らしゆったりと配置しています。

スタッフは体調チェックをした上で、手指の石けん洗いとアルコール消毒を今まで以上に念入りに行い、マスクを着用して業務にあたっています。

お客さまへも、ご来店時にアルコールスプレーでの手指の消毒と、ご注文時にはマスクの着用をお願いしています。

みなさんのご理解・ご協力をどうぞよろしくお願いします。特に、体調がすぐれない方は、来店をご遠慮ください。

 

ラフォンテでは、オンラインショップでも、ジェラートのセットを販売中です。お土産やギフトとしてもぜひどうぞ!

 

[基本情報]La Fonte
住所:鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木1325-3
TEL::0997-62-3935
営業時間:11:00~17:00
定休日:火曜日
駐車場:8台
バス:「赤尾木バス停」または「東海岸バス停」から徒歩3分
URL:https://lafonte-amami.com/

勝朝子
この記事を書いた人勝 朝子
東京出身。2012年から奄美大島と神奈川県湘南エリアとの二拠点居住。 奄美の自然・文化・人が大好きな私には、島は日々発見の宝庫!隅々まで探索中です! このライターの記事一覧

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