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食事

2019.03.27

豊富な沖縄料理!那覇の国際通り入り口、ホテルロコアナハ「Aletta」で約50種類の朝食ビュッフェを食べてきた

那覇空港から沖縄都市モノレールに乗車して12分後「県庁前駅」で下車すると、徒歩2分で「ホテルロコアナハ」へ到着します。

駅からホテルに向かう途中、通過する那覇の県庁北口交差点は、沖縄唯一のデパートとして知られる「デパートリウボウ」と地上14階の沖縄県庁がそびえ立ち、沖縄の観光スポットとして名高い国際通りの入り口にあたり、那覇市内の拠点として便利な立地です。

また、那覇空港から早朝便で帰路に着くビジネスマンにも利用価値の高いホテルでしょう。朝6時台からモノレールが運行し、タクシー移動でも空港まで料金1,000円前後(移動時間:約10分)です。

今回は、朝6時30分からモーニングを利用できるホテルロコアナハの2階ワールドレストラン「Aletta(アレッタ)」の朝食ブッフェを紹介します。

約50種類の品揃えで和食、洋食、沖縄料理を提供する「Aletta」の朝食ブッフェは、特に沖縄料理のバリエーションが豊富です。セルフでアレンジできる「沖縄そば」や「タコライス」の盛りつけが楽しく、南国の沖縄らしいドリンクやジャム&バターやドレッシング。食後のデザートとして、アメリカ生まれ沖縄育ちのブルーシールアイスを提供しています。

各料理のメニュータグには、アレルギー表示が義務化された特定原材料7品目以外にも、牛肉、豚肉、鶏肉を表示し、会場内に「主な食材の産地一覧表」を掲示。スタッフに声をかけると、乳幼児の離乳食を用意してくれるサービスもアリ!

うっかり素通りしていたAlettaの入り口には、泡盛試飲コーナーが設けられ、フルーツを泡盛に漬け込んだオリジナルの「泡盛サングリア」も試飲できるのです。

 

朝6時30分のオープンとともに、スタッフが順番にお客様をテーブルへと案内していきます。

五大陸といわれる「ユーラシア大陸、アフリカ大陸、南アメリカ大陸、北アメリカ大陸、オーストラリア大陸」をイメージしたお食事の席は、スペースごとに椅子や照明のカラーを分けて、部屋を仕切る壁のデザインまでが異なります。

レッド、ブルー、イエローのアクセントカラーでインパクトを放つ照明。テーブルや椅子の色合いをアースカラーで統一していました。

沖縄色豊かな郷土料理!約50種類の和食・洋食・沖縄料理が並ぶ朝食ビュッフェ

約15種類の食材が並ぶ「サラダコーナー」では、沖縄の島豆腐や紅芋のポテトサラダなど沖縄らしい料理が一部用意され、4種類のドレッシングを見て一瞬驚きました。

それはピンク色のドレッシングがあったこと。この正体は、沖縄では夏から秋にかけて栽培されるドラゴンフルーツのドレッシング。ゴーヤーの酢漬けやミミガー(豚の耳)も忘れずに食べてみてください。

パンコーナーには、天然酵母パンやフレンチトーストを含む6種類のパンが並び、沖縄のドーナツ「サーターアンダギー」のミニサイズも。

これらのパンをオーブントースターで少しだけこんがりと焼き、温めたパンにオリジナルのバターをたっぷりつけて贅沢にジャムまで塗ってみたら、朝から何だか幸せな気分。

3月の季節柄か、沖縄で今が旬のフルーツ・たんかんのジャムや定番のマンゴージャムは果実感を残した濃厚な味。黒糖と紅芋のバター2種と合わせて、ホテルの自家製です。このバターとジャムがおいしくて、ついパンに手が出てしまう。

沖縄らしいドリンクとして、ハイビスカスジュースやシークワーサーアロエジュースが用意され、デトックスウォーターなる「美肌効果」や「疲労回復」を期待できるフルーツ水も気になるところです。

大鍋のラフテーに圧巻!セルフの沖縄そばや数種類のチャンプルー「沖縄料理」を舌鼓しよう

沖縄料理のコーナーでは、この日、定番のゴーヤーチャンプルとソーメンチャンプルーが並び、その奥に沖縄産の琉球在来豚「アグー」の塩麹漬け焼き、せいろ蒸し、ゆし豆腐へと続きます。

沖縄料理ではないけれど、沖縄産の紅芋や黄金芋をお塩の島マースとともに、ぜひご賞味あれ。

ひと際インパクトを放つ大鍋の正体は、豚の三枚肉を煮込んだラフテーです。この鍋は、シンメーナービと呼ばれる沖縄で伝統的に使われてきた大型鍋。この日は、ラフテーと一緒に冬瓜も煮込まれていて、見た目ほど味は濃くなく、ほど良い味付けでした。

子供たちに人気であろうセルフの「沖縄そば」は、麺を湯がくところからスタート。出汁やネギ・紅しょうがをお好みで。たまに沖縄そば専門店でも、ゆし豆腐入りの沖縄そばを見かけるため、左隣りの「ゆし豆腐」をトッピングするのもアリでしょう。

よくよく考えてみたら、右隣りのカレーをトッピングして創作の「カレー沖縄そば」もアリだな!と思えたので、ぜひお試しください。

サラダコーナーのもずく酢、このあと紹介するタコライスといい、Alettaの朝食ビュッフェは沖縄料理のバリエーションが豊富!なのが印象的でした。

自分流にアレンジ!まだまだ続くセルフで作るお粥やタコライス、そしてチョコレートフォンデュまで

和食のお粥や白米、そして「ほんのり甘い黒糖の香りが楽しめる」と書かれたサトウキビごはんが登場。ヘルシーなお粥に漬物や佃煮をトッピングしたり、温泉玉子や納豆ともずく酢をのせたりと自由にアレンジできる和食のごはん。

カレーライスも作れてパンや沖縄そばもあります。炭水化物の嬉しいオンパレード!どれを食べたらいいのか迷いどころです

そして、タコライスまで……!!

ぜひ食べてほしいセルフのタコライスは、ライスの上に、レタス、タコミート、トマト、チーズ、サルサソースの順番にトッピングして、これがおいしかったんですよ。たぶん、タコミートとサルサソースの仕業だと思います。

デザートのチョコレートフォンデュならば、サーターアンダギーやワッフル以外にもフルーツやブルーシールアイスもトッピングでき、朝からわくわくなデザートの出来上がり。

ひよこまめが効いたタコミートのタコライス。個人的には、Alettaで最もお薦めしたい炭水化物です。しかし、たっぷりのオリジナルバターとジャムをつけて食べるパンも捨てがたく、カレー沖縄そばも良さそうだなあ…。

洋食コーナーをよく見ると、缶詰で知られるポークがこんがりと焼かれ、その隣には玉子焼き。沖縄の大衆食堂で見かける「ポークたまご」のセットや、おにぎりの「ポークたまご」まで完成しそう、そうそう海苔もあったし。

「どの主食にしようか、迷うなあ…」

と思っていた矢先、閃きました。

 

「そうか。連泊すればいいのか?」

 

ホテルロコアナハの2階ワールドレストラン「Aletta(アレッタ)」の朝食ブッフェをいただいて、いくつか特徴を挙げるとするならば、以下となります。

・豊富な沖縄料理を食べられる
・沖縄色豊かなレパートリー
・セルフのアレンジが楽しい
・あわよくば炭水化物を食べ過ぎる
・朝から泡盛を飲める(試飲)

 

丸1日車を運転をしないのであれば、入り口の泡盛試飲コーナーにて朝から贅沢な気分で泡盛を試飲するのも良さそう。「いや朝からお酒はちょっと…」と思われる人は、珈琲を無料でテイクアウト可能です。

また朝食後、国際通りを散策する予定の方へ。

国際通りの朝は遅く、夜は23時前に閉店するお店が多いです。朝は早くても10時頃からお土産屋がオープンするため、ホテルロコアナハでゆっくりと朝食を食べられるということ。

せっかく沖縄に来たならば、のんびりと過ごす贅沢な朝食タイムを!

 

[基本情報]
ホテルロコアナハ「Aletta(アレッタ)」
モーニング:6:30〜10:00(9:30L.O.)
料金:大人1,900円税別、小人950円税別、小学生未満は無料
公式サイト:http://www.rocore.jp/

※宿泊客以外でも朝食を利用可能

みやねえ
この記事を書いた人みやねえ
埼玉出身、沖縄移住組。二拠点生活(沖縄と埼玉)で活動するフリーライター・編集者。2015年からWebライティング「みやねえ講座」を開催し、「#ライター交流会 in 沖縄」を企画・運営。2018年、沖縄のライターコミュニティ「OKINAWA GRIT」を立ち上げ。エッセイ、インタビュー、イベントレポート、Webコンテンツの企画・執筆・編集を得意とする。 このライターの記事一覧

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