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観光

2019.02.22

名護市辺野古の今!「海とグルメと集落と」地域に密着した観光情報をお届け(沖縄の辺野古特集)

辺野古取材

全国的なニュースとなり、瞬く間にその名を日本中に轟かせた沖縄県の地名があります。

それは、沖縄の宜野湾市に位置する米軍基地「普天間飛行場」の返還を巡り、普天間基地の移設先として話題になった「名護市辺野古区」です。

宜野座村と名護市に跨る米軍キャンプ・シュワブの沿岸に新基地建設の計画が進められているその一方で、絶滅危惧種のジュゴンが生息することでも知られる大浦湾の貴重な珊瑚や海洋環境を保護することの重要性が唱えられ、県内移設に関する疑問の声も挙がっています。

辺野古

2018年12月14日、政府が強行するカタチで名護市辺野古の護岸に土砂が投入され、埋め立てが始まりました。その動きに対して沖縄県知事玉城デニー氏が声を挙げ、そこに県民が続くように抗議の声がネット上でも広がりました。

国会中継で議論される中、テレビや新聞でも大きく取り上げられ、インターネット上でも各メディアが連日の報道をして全国的なニュースとして取り上げています。そして、迫りくる2月24日。名護市辺野古の基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う沖縄県民投票が行われます。

このようなカタチで、日本全国から注目を浴びることとなった沖縄の「名護市辺野古」。

しかし、インターネットを検索中、あることに気づきました。「辺野古」という地域に密着した沖縄の観光情報があまりにも少なかったのです。

「基地の移設先としての認知度ではなく、辺野古の町並みや観光資源こそ、もっと多くの人たちに知ってもらうべきなのではないか」

そう考えて今回、沖縄発のWebメディア「Feel OKINAWA」編集部では、ライター陣とともに名護市辺野古に取材にいきました。「沖縄の辺野古特集」と題して、辺野古の今!の情報を観光目線でお届けします。

名護市辺野古の国道329号線沿いが見逃せない!長閑な沖縄らしい光景

沖縄本島の東海岸、大浦湾に面する名護市辺野古区。名護市役所の発表によると、辺野古区一帯の人口は、1114世帯1870人に及ぶそうです。(2019年1月現在)

沖縄自動車道の宜野座ICを下車後、宜野座村の329号線を北上すると、名護市内へと入ります。右側に見える「GODAC(国際海洋環境情報センター)」の建物を通過して、車で1分。気になる十字路に差し掛かりました。

辺野古

最初に目にした辺野古の沖縄らしい光景は、頻繁に車が往来する2軒の「お弁当屋」が道向いに並ぶ場所。この十字路を境界線に、名護市豊原から名護市辺野古へと地名が変わります。

コンビニエンスストアの沖縄ローソン(名護辺野古店)沖縄ファミリーマート(名護マルチメディア館前店)も立ち並び、いわゆる沖縄のお弁当合戦を繰り広げてる激戦区のような一角。

お弁当屋さん

お昼どきになると、「ここはお弁当の楽園か?」と思えるほど、車や人々が行き交う賑やかさ。そこで目にした光景とは!?沖縄の片田舎で賑わう、2軒のお弁当屋「まるみつ食堂」と「居食屋 海味」を偵察してきました。

お弁当記事

 

少し先へ進むと、いきなり近未来的な建物が現れます。国道329号線の上をまたぐ渡り廊下で左右の建物が連絡し、左側が「国立沖縄工業高等専門学校」です。

国立沖縄工業高等専門学校

国立の高専がこんな場所に?と驚くことさながら、学食は一般の人にも開放しているとのこと。営業時間は、12時〜13時まで。基本的な学食メニューには、日替り定食と日替り麺が用意され、カレーなどの単品も食べられるとのこと。

但し、提供できる料理の数が決まっているため、大人数の場合は必ず事前に連絡を入れてください。

辺野古交差点

その先に「辺野古交差点」を発見したら、辺野古の集落・通称「アップルタウン」の入り口です。

辺野古集落・通称「アップルタウン」を散策してみた

辺野古社交街への歓迎塔

辺野古交差点を入るとすぐ右手に、辺野古社交街への歓迎塔が立ち、その横には辺野古集落ひとつめの商店「ファミリーストア キヨタ」の目立つ建物。

辺野古集落

まずは、海を見るために辺野古漁港へ。ファミリーストアキヨタの手前の道を右折後、辺野古西交差点を左折して直進すれば、辺野古漁港の入り口にたどり着きます。

辺野古漁港

基地移設の絡みではないようですが、港には土砂運搬船が着岸し、近くの工事現場に土砂を運搬するためのトラックが待機し、現在、港の見通しはあなり良くありません。

人の姿はほぼなく、ただただ静かな時間が流れる辺野古漁港。沖縄の離島で見かける小さな漁港のような穏やかさです。

辺野古の綺麗な海

この日は曇り空。しかし、この天気にしてきれいな水色を保つ海の景色に驚きました。遠浅の海が放つ透明度の高さを目の前で確認し、太平洋側の東海岸でありながら大浦湾の辺野古沿岸は、自然美が残る場所ともいえるでしょう。

辺野古の綺麗な海

遠くまで海を見渡すと、簡易的に作られた防波堤のような道を何台ものトラックが次々と土砂を運ぶために連なり、ここが土砂投入で話題となった場所です。冷静に見ていても違和感を覚えるこの光景に、今まさに辺野古護岸で何が起こっているのかを実感できた気がしました。

Feel OKINAWAの編集者とライター陣

そして、海の写真を撮りまくるFeel OKINAWAの編集者とライター陣。

「曇り空だけど、海の色がきれいだね…」

Feel OKINAWAの編集者とライター陣

次々とカメラのシャッターを押すメンバーたち。その防波堤の先には、小さな島のような大きな岩山が見え、うっすらと鳥居らしきものを確認しました。

龍宮神

この鳥居の正体は、「龍宮神」と呼ばれる拝所でした。ざっくり言うと海の神様として知られており、沖縄県内にはいくつもの「龍宮神」が存在します。

調べたところ、北谷公園や砂辺馬場公園、本部町の備瀬龍宮、伊計島の亀岩龍宮神、うるま市の石川龍宮神、豊見城市の瀬長島、南城市の奥武島など、もともと港のあった付近で見かける拝所のようです。

辺野古取材

沖縄では神様を祀った御嶽と呼ばれる拝所があり、龍宮神もまたパワースポットに値する聖地です。今日の辺野古取材が無事終了することを全員で祈願しながら、辺野古の海を眺めてきました。

 

再び集落に戻ると、連日のニュースで取り沙汰されている辺野古のイメージとは全く異なり、一歩集落へ踏み入ると、あたりはシーンと静まり返って人の気配すらあまり感じません。

ここが、一体どのような場所なのかと想像をかき立てられます。

SHIVA

すると、カラフルな外観の赤い建物を発見。店名の「SHIVA」と書かれた派手めの看板が、妙に心を揺さぶります。ゆっくりと店内に足を運ぶと、そこはインドの方が営業するインド料理の店でした。

インドカレーのランチを食べてきたインド料理「SHIVA(シバ)」を紹介します。

インド料理「SHIVA(シバ)」

 

その昔、メイン通りとして栄えた繁華街は、現在は長閑な時間が流れる静かなたたずまいです。そこでひと際目を引く「イタリアンレストラン」の文字。

イタリアンレストラン

建物の外観といい、壁に直書きされた英語の文字から、とても自分好みの風情を感じます。

「これは選択肢は一択。もう入るしかない…」

「PIZZA」と「TACOS」の看板を掲げた「イタリアンレストラン」。その店名や外観とは裏腹に、沖縄の大衆食堂のような和風の店内。ランチとは名がつくもののランチタイム以外にも提供する、沖縄で定番のA・B・Cランチも気になります。

小粋な素朴さが詰まった「イタリアンレストラン」を紹介します。

イタリアンレストラン

 

名護市辺野古の集落・通称「アップルタウン」を散策中、沖縄県民に馴染みの深い大衆食堂らしき食堂を発見。平日のお昼どきでも専用駐車場がほぼ満車状態です。

たんなは屋 メニュー

お客様で賑わう店内では、安定の沖縄料理を提供する傍らで、ボリューム満点!人気のチキンカツ定食や王道の沖縄そばも食べられます。

地元の人たちから愛される片田舎の素朴な食堂「たんなは屋」を紹介します。

たんなは屋

 

現在もアップルタウンで営業するお店は、さほど多くはないですが、集落内を徒歩で散策すると、意外なお店を発見できます。

割烹 SUSHI RESTAURANTオーシャン

以前は「割烹 SUSHI RESTAURANT」との看板を掲げていた食事処のオーシャンが「SCHWABU SUSHI RESTAURANT」と改名したのか、割烹からシュワブに看板名を変えています。

集落内には、沖縄の商店らしき2つのストアが存在し、地元の人に確認すると、夜だけ営業する飲食店やパーラーもあるようですね。

フォトジェニックなスポット

集落の奥まで進むとアメリカンレトロな建物が立ち並ぶフォトジェニックなスポットにたどり着きます。現在も営業中の店は一部だけ。その昔、アメリカンナイズされで繁栄した社交街の歴史を彷彿とさせます。

集落内の建物、飲食店やストアを長閑な辺野古集落の雰囲気とともに紹介します。

アップルタウン

 

最後に、キャンプ・シュワブのゲート前を通り抜けて

キャンプ・シュワブの入り口手前では、座り込みを行う基地移設反対派の人々がテントを貼って沿道の景色を埋め尽くし、これはニュースでもよく見かけた光景です。しかし、予想外にも距離にして30メートルほど。個人的な想像では100メートル以上の距離をテントが埋め尽くすかのような激しさを感じていたからです。

ここで、テレビや動画など影響力の大きさを身にしみて感じました。夕方5時過ぎに通りかかると、のぼり旗はすでに片付けれられ、誰ひとりの人影もなく、全員帰宅した様子でした。

米軍キャンプ・シュワブのゲート前

ニュースで取り上げられているような凄まじい光景を目にしたのは、昼間に米軍キャンプ・シュワブのゲート前を通過したほんの一瞬だけ。この日は、たまたまかもしれなず、偶然だったのかもしれません。けれども、何ごともなかったような静けさを保つ辺野古集落を散策して、狐につままれたような感覚を覚えました。

伊芸サービスエリア

キャンプ・シュワブのゲート前と辺野古集落。たった1kmほど距離が離れただけでも目にする光景が変わり、地域の住民たちは普段通り平和に暮らしています。今、マスメディアのニュースに何を思い、インターネットの情報をどのように感じ取っていくべきか。

それは、きっとアナタ次第です。

沖縄本島北部の東海岸に位置する名護市辺野古まで自ら足を運び、辺野古の今!を観光目線で散策してみませんか。

みやねえ
この記事を書いた人みやねえ

埼玉出身、沖縄移住組。二拠点生活(沖縄と埼玉)で活動するフリーライター・編集者。2015年からWebライティング「みやねえ講座」を開催し、「#ライター交流会 in 沖縄」を企画・運営。2018年、沖縄のライターコミュニティ「OKINAWA GRIT」を立ち上げ。エッセイ、インタビュー、イベントレポート、Webコンテンツの企画・執筆・編集を得意とする。

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