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食事

2019.10.10

【移転】沖縄の歴史・芸能・食まで堪能する 三線も弾ける沖縄そばのお店 那覇市泊「沖縄そば すぅ〜ぎぃ〜じぃ」

※2024年2月末に移転のため閉店。恩納村山田で移転準備中(2024年3月時点)

沖縄県那覇市泊、歴史的建造物に指定されている崇元寺石門の近くに隠れ家風の沖縄そば屋さんがあります。

沖縄そば すぅ〜ぎぃ〜じぃ

すぅ〜ぎぃ〜じぃとは、かつてこの近くにあった「崇元寺」という臨済宗のお寺のこと。「琉球古典音楽の中にも出てくるんですよ」と三線を弾いてくれたのは、店主で琉球古典音楽野村流師範でもある崎濱さん。沖縄の歴史や文化、そして沖縄そばが大好きでこのお店を始めたと言います。

「1つ1つの素材の味わいが伝わってくる、そんな洗練された1杯を目指しています」

ふんわりとカツオのいい香りが漂うスープに、甘みとコシのある自家製麺。特に麺作りにはこだわっていて、手作りの麺を3日以上熟成させているんだとか。

「麺は注文を受けてから茹であげます、だから少しお待たせすることもありますが…」と崎濱さん。それでも、ゆったりとしたお店の雰囲気、そして三線の音色に思わず時間が過ぎるのも忘れてしまいます。

空港から約15分、静かな住宅街の中にお店はあります。琉球王朝時代、この辺りは泊の港から首里城へ向かう旅人が足を休める場所だったんだそう。「観光や買い物の途中、当時のようにここでゆっくりしていってもらいたいですね」と崎濱さんはおっしゃっていました。

 

ここに座ると、なんか自分のお家に帰ってきたような懐かしい気分になります。テーブルの側には三線が置かれています。呼び鈴ならぬ呼び三線。沖縄の芸能に気軽に触れてみてください。ファミリールームもあり、子ども連れで来店してもゆったり過ごせますよ。

 

こちらが筆者オススメの「すぅ〜ぎぃ〜じぃそば(中)750円(税込)」。カツオベースのスープはサッパリとしながらもうま味たっぷり。青ねぎに針生姜、さらには後乗せの花鰹の香りが食欲をそそります。別添えのワサビを入れれば、さらに爽やかな味わいに。

 

この味はすぅ〜ぎぃ〜じぃだけの味!?思わずビックリの「ビーグじゅ〜し〜セット850円(税込)」。

ビーグとはい草のこと。うるま市照間で作られたビーグを使用。綺麗な淡い緑色、ビーグの香り、そしてシンプルな豚肉のうま味。これは未体験の美味さです!

 

店主の崎濱さん。お父様の影響を受けて、小学生の頃から三線を習っていたそう。

今では琉球古典音楽野村流師範として、県内外で公演を行っています。沖縄そば屋の合間にやっている三線教室も地元の人を中心に大人気です。

 

[基本情報]沖縄そば すぅ〜ぎぃ〜じぃ
住所:沖縄県那覇市泊1-8-15
電話:098-863-8553
営業時間:11:00〜17:00 ※売り切れ次第終了
定休日:火曜、第2.4水曜日、ほか不定休あり ※公式Instagramをチェック
駐車場:あり(4台)
クレジットカード:不可
煙草:禁煙
https://www.sugizi.jp/

池原盛輔
この記事を書いた人池原 盛輔
某県内情報誌の社員を経てフリーカメライターへ。美味しいと噂のお店に出没します。好きなのはカメラ、車、アニメ、格闘技。総合、空手、剣道、茶道の経験あります。旅に出たい今日この頃。 このライターの記事一覧

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