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イベント

2019.05.09

鑑真のルーツはここから始まった!鹿児島県薩摩半島の絶景を歩く「鑑真の道歩き」レポート

鹿児島県内で春の3大ウオークの一つ「鑑真の道歩き」に参加してきました。鹿児島の南薩地域、東シナ海沿いを歩く南さつま市のイベントです。

中国の高尚、鑑真が仏教を広めるために6度の航海を経て行き着いた場所が南さつま市。その歴史にちなんで開催される大会です。大会は2日間にかけて行われ、5つのコースから好きなコースを申し込みます。

【1日目】
「鑑真大和を偲ぶ17キロ」東シナ海を眺めながら鑑真に思いを馳せて歩くコース。
「野間神社と3つの“えべっさぁ”巡り16キロ」標約380mの野間神社とえべっさぁ(恵比寿様)を目指すコース。

【2日目】
「亀ヶ岡東シナ海絶景12キロ」リアス式海岸、開聞岳を望めるコース。
「日本の原風景坊津コース16キロ」リアス式海岸から風車が立つ山を見るコース。

2日間とも開催する「早春の息吹感じるパラりんショートコース3キロか6キロ」もあり、起伏の少ないお手軽コースです。

筆者は、1日目の「鑑真大和を偲ぶ17キロ」に参加しました。

初春と言っても2月。防寒対策が安心です。歩いてるうちに暖かくなりますが、山のコースは日陰が多く、海のコースは風がやや強い場所があります。この日は晴天で上着がいらないくらいに暖かく、日焼けが心配なほどでした。

イベント当日は、南さつま市久志(くし)地区公民館で朝8:30から受付開始。参加料は事前申し込み1,500円(当日2,000円)。必要ならば、500円のお弁当も事前に申し込めます。

この大会のもう一つの目玉は、プレミアム焼酎「一どん(いっどん)」

南さつま市の酒造会社「杜氏の里」で製造する焼酎で、一般販売はありません。毎月の抽選で当選した人のみ購入できる幻の焼酎ですが、事前申し込みに限り購入券が当たるのです。最初に、受付でくじを引きます。筆者は幸運にも当選しました!

これは幸先の良いスタートとなりました。

快晴で気持ちも晴れやかに「鑑真の道歩き」がスタート!

ラジオ体操をしながら「どこでお弁当を食べようか?」との会話が聞こえてきます。快晴のお陰もあって参加者の顔は晴れやかです。

地元高校の吹奏楽部の演奏でスタートです。

初めは緩やかな坂道が続きます。2キロほど歩き、少し汗ばんできた頃に現れる海。一気に風が通り抜けて涼やかです。急に現れた広い景色に参加者の歓喜が聞こえます。

初めは緩やかな坂道が続きます。2キロほど歩き、少し汗ばんできた頃に現れる海。一気に風が通り抜けて涼やかです。急に現れた広い景色に参加者の歓喜が聞こえます。

ここからゴールまでは常に左手に海を眺める風景です。たびたび立ち止まって写真を撮っていると「もっと先にいい景色があるよ」と毎年参加している友人から助言を受けました。とは言っても、つい写真を撮りたくなる景色が延々と続くのです。

鑑真の道歩きの特徴は地元の協力が手厚いことです。おもてなしや清掃活動など、南さつま市と地元のボランティアで成り立っています。

5キロ地点でお待ちかねのおもてなしポイントに到着。ぜんざいと漬物が用意され、ぜんざいが苦手な筆者でしたが、2杯もいただいちゃいました。お餅が柔らかくて本当においしかった。他にも持ち歩ける飴やチョコレートが用意されていました。

おもてなしで元気をもらい再びスタートです。参加者と声を掛け合い、友人との会話に夢中になって、中間地点まではあっという間。中間地点の鑑真資料館を目指し、今日一番の絶景ポイントで昼食タイムです。

昼食ポイントは鑑真資料館!ここでも手厚いおもてなしに感激

鑑真資料館に到着。すでに多くの人でにぎわっていました。潮風に当たりながらしばし休憩タイムです。

ここでのおもてなしは鹿児島特産のきびなごのみそ汁でした。臭みがなく出汁が効いています。みそは疲れた身体に染みますね。

食事の後に立ち寄りたいのが鑑真資料館です。

イベント当日、鑑真資料館が無料開放!

誰もが知る有名な人物、鑑真の生涯が詳しく掲載されています。絶景を眺めながらコーヒーを注文できるスペースがあります。

もう一つ寄りたいのは映画007のロケ地、ショーン・コネリー主演の映画「007は2度死ぬ」のロケ地となった場所です。

鑑真記念館の向かい側に記念碑が建てられ、毎年10月07日(007)、この場にスクリーンを用意して上映会が行われるそうです。

世界中から007ファンが訪れるほどの聖地でもあり、今回も「記念碑に刻まれたショーンのサインを見に来ました」と話す台湾からの参加者がいました。

いよいよラストスパート!あと少しでゴールに到着

お腹も心も満たされて眠くなってきました。ゴールまで再び歩き始めます。

東シナ海とはいえ、今日は波が穏やかです。

「船であの無人島に行って昼寝がしたい」友人とそんな会話をしながら、気付けばもうラスト1キロです。なんとラスト1キロは傾斜のキツイ登り坂!さすがにこれは大変でしたがなんとか6時間でゴール!ゴール地点の杜氏の里へ到着です。

やったー!ついにゴールしました!!。

おもてなしを満喫しながら、ゆっくり歩いて6時間の旅でした。ランニングには慣れた筆者でしたが、完歩は初です。ラストの坂道では、ふくらはぎが張っていました。

ゴールには南さつま市の物産品のブースがあります。サワーポメロやみかんの販売が中心です。ここで完歩証と念願の一どんを手に入れました。笑顔で一どん片手に記念撮影をする人も。帰りはスタート地点まで無料バスが送迎してくれます。

 

東シナ海を臨みながら歩く南さつま市の鑑真の道歩き。地元の温かさに触れ合えるイベントです。自分の好みと体力に合わせて選べるのも魅力です。春の息吹を感じながら鑑真の信念に想いを馳せてみませんか。

[基本情報]南さつま市鑑真の道歩き
開催場所: 鹿児島県南さつま市
アクセス:鹿児島市から車で60分
問い合わせ先:南さつま市鑑真の道歩き実行委員会
0993-53-2111

よしだゆみ
この記事を書いた人よしだ ゆみ

食う、寝る、遊ぶが大好きな本能系。
良いものは伝えたくなる性分で、ライター、料理講師、温泉ソムリエやってます。楽しいを求めて何処へでも走るライター♪

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